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どんな「共働き」夫婦でも実践できる、5つのマネー管理戦略

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家族としての目標を立てることから始めることが大切。

chaponta/Shutterstock

  • 共働きの家庭は、夫婦のどちらかの方が給料が高かったり、お金の使い道で意見が分かれたりと、お金の管理はなかなか難しい。
  • 共働きのクライアントをサポートしているファイナンシャルプランナーのマルゲリータ・チェン氏は、まずはパートナーとお金に関する考え方を話し合い、家族としての目標を立てることから始めることが大切だと言う。
  • 共に目指すものがはっきりしたら、それぞれ個人の目標を決め、2人の収入をどう使っていくかプランを立てよう。

結婚や同棲は楽ではなく、2人分の収入を管理することもそれと同じくらい難しい。

2人の共通の目標も個人の目標も、目標を達成するためには、2人がお金の使い方や貯金、マネープランについて共通の認識を持っているよう初めに確認することが重要だ。

本記事では、お金に関する会話を日常的にしているという夫婦にも、あるいはこれからパートナーと初めて話すという人にも役に立つ、5つの戦略を紹介しよう。

1. お金の話をする効率的な方法を決める

パートナーとお金について話すのは簡単ではないかもしれないが、2人の目標を一致させ、2人に合ったマネープランを立てるためには必要なプロセスだ。お金のことをじっくり話す時間を設けるために「マネーデート」をしている夫婦もいれば、スプレッドシートを共有する形を好む夫婦もいる。パートナーとお金について話す形は三者三様だが、共通の認識を持つために、会話は必須だ。

「物事が漠然としすぎていて沈黙に耐えられないと言う人がいれば、個人的すぎて耐えられない人もいる」

メリーランド州ゲイザースバーグのブルー・オーシャン・グローバル・ウェルス(Blue Ocean Global Wealth)のファイナンシャルプランナー、マルゲリータ・チェン氏は、そう指摘する。彼女はクライアントと話す時、まず夫婦それぞれのお金に対する考え方や個人的な目標を聞き、それから2人の共通の目標に関する話を重点的にするようにしているという。

ファイナンシャルプランナーとして、彼女は双方の話を聞き、2人とも会話に参加してもらうよう心がけているそうだ。「細かいことまで知りたがらない人もいるが、関わりたくないわけではない」。2人が公平に発言権を持つことが重要なのだ。

2. 共通の目標を立てる

目標や優先順位についてパートナーと話し、2人の考えの共通点や相違点を見つけることも効果的だ。その後で、2人が賛成した共通の目標のための具体的な計画を立て、賛成しなかった目標に関して妥協点を考えると良い。

言うは易く行うは難しとも言うが、チェン氏はたいていの夫婦は合意に到達すると言う。もしできなくても、ファイナンシャルプランナーから今後の最善の方針について客観的な意見をもらうことができる。

「ファイナンシャルプランナーはどちらかの味方につくのではなく、なぜその方針を勧めるのかを説明するのが仕事。最終的に、2人の優先順位を決めるのはクライアント自身だ」

3. 個人目標も持っていい(持つべき)ことを知る

2人とも収入がある場合、お金に関する全てのものを連帯にしなければいけないわけではない。夫婦でも単独で投資を続けるべきだし、夫婦という関係の中でも個人的にそれぞれの目標を持つべきだとチェン氏は考える。

「夫婦のマネープランにおける自分の役割があっても、個人投資家としての自分を諦める必要はない」

チェン氏は投資方法や将来のためのマネープランに関してもめるのを避けることも重要だが、独自で投資を続けていると、それぞれ働いている人間として自立している感覚を得られると指摘する。

彼女は「積極的な投資家のクライアントに対し、保守的なパートナーに合わせて保守的になるようアドバイスすることは絶対にないし、保守的な投資家に対し、積極的なパートナーに合わせて積極的になるよう助言することもない」という。

「どちらかの望みが通らなかったということがないように、夫婦それぞれが個人投資家であることを理解した上で、2人で目標を立てることが大切だ」

4. 2人の間の所得差に対処する

Insiderとモーニング・コンサルト(Morning Consult)が行った調査によると、長く付き合っているパートナーのいるミレニアル世代の88%に、何らかの経済的格差があることが分かった。そのうち66%が、2人の間にお金が原因のストレスがあると答えた。パートナーとの間で収入に差がある場合は、必ず対処しよう。

それぞれの収入で支出をどう負担し合うか相談することが、その重要な第一歩になる。チェン氏は、支出と口座を別々にしておきたい人には、支出の負担をそれぞれの収入に比例して分けることを提案している。「例えば、収入の多い方が住宅ローンを支払い、少ない方が光熱費を払う」ようなイメージだ。

どれほど収入差があっても、2人が公平に発言権を持ち、2人にとって公平な共通目標を立てることが重要だ。

5. 2人分の収入を有効に使う方法を知る

共働き家庭のお金の管理において、誰もが実践できる万能な方法はないけれども、大半の人に役立つ一般的なガイドラインがあると、チェン氏は教えてくれた。

「特に家賃や住宅ローンについて決める時、多くを払いすぎないようにしたほうがいい」

これがチェン氏からの共働き夫婦へのアドバイスだ。

「1人分の収入ではまかない切れないほどコストの高い家に住んでしまうと、外出したり、好きなことをするのに使うお金がなくなってしまう」。それだけでなく、2人のどちらかが失業したり、固定資産税や保険、光熱費などが値上がりした場合、生活が苦しくなり、更にストレスになってしまうからだ。

「ただ、都会に住んでいる人にとっては生活費が高く、1人分の収入では家賃が賄えない場合もあるので、誰もがこのルールに従えるわけではない」とチェン氏は言うが、できる限りこのルールを守れば、より良い結果が得られるだろう。

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