無料のメールマガジンに登録

平日17時にBusiness Insider Japanのメルマガをお届け。利用規約を確認


アルファ世代を理解するのは「時期尚早ではない」。急速に「Z世代の次」の調査を進めるエージェンシー各社

アルファ世代

lithiumcloud/Getty Images

※この記事は、ブランディングを担う次世代リーダー向けのメディアDIGIDAY[日本版]の有料サービス「DIGIDAY+」からの転載です。

この10年近く、(メディアエージェンシーも含めた)メディア業界は、Z世代に多大な関心と資金を注いできた。では、アルファ世代(2010年代以降に生まれた世代)にフォーカスするのは早すぎるのだろうか?

エージェンシーやマーケターのなかには、そんなことはないと考える人もいる。Z世代に続く世代は、完全なデジタル社会で育った初の世代であり、生まれた時から人工知能、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)コンテンツ、ソーシャルメディア・インフルエンサーといった新しいデジタルイノベーションに囲まれ、そうした世界を生きている。アルファ世代はまた、世界的なパンデミックのなかで成長しているため、リモートの職場、ソーシャルディスタンシング、ハイブリッドまたはバーチャルなイベントや活動をより快適と感じるだろう。

エージェンシーはいま、2010年以降に生まれた世代について調査し学ぼうとし始めている。専門家たちは、将来の世代とつながるために、こうした活動は非常に重要だという。アルファ世代について学ぶことは重要だが、それはいますぐその世代に対してマーケティングを行うということではなく、「将来を見据えたアプローチ」であるべきだと、ピュブリシスグループ(Publicis Groupe)傘下のインタラクティブエージェンシーであるレーザーフィッシュ(Razorfish)の最高経営責任者(CEO)、ジョシュ・カンポ氏は述べる。

あわせて読みたい

Popular