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「中国ゼロコロナ政策終了」プラス「欧州の暖冬」効果でS&P500種を上回る17銘柄。ゴールドマンS最新分析

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春節(旧正月)を祝う旅客が殺到した中国・マカオ市内の様子。ゼロコロナ政策の終了で観光経済には大きな追い風が吹いた。

REUTERS/Lam Yik

投資家たちは長いこと米国株を主戦場としてきたが、それも2023年には様変わりすると予測する専門家がいる。その筋からすれば、米国株以外の国・地域にかかる銘柄がアウトパフォームするであろう理由をいくらでも挙げることができる。

実際、そうした理由のいくつかについて、米金融大手ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)のチーフ米国株ストラテジスト、デイビッド・コスティン氏は最近の顧客向けレポートで説明している。

コスティン氏によれば、米経済の見通しは今ひとつはっきりしないものの、中国と欧州の状況は改善に向かっている。実際、欧州には強力な追い風が吹き、景気後退入りを完全に回避できる可能性が高まっている。

「中国のゼロコロナ政策が事実上終了し、欧州では天然ガス価格が下落したことで、中国と欧州の成長見通しは目に見えて改善しました。

当社のエコノミストは両国・地域のGDP伸び率(経済成長)見通しをアップグレードし、この冬についてはユーロ圏の景気後退入りは回避できると予測しています」

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