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グーグル史上最大の解雇…同社は販売パートナーをますます重視

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※この記事は、ブランディングを担う次世代リーダー向けのメディアDIGIDAY[日本版]の有料サービス「DIGIDAY+」からの転載です。

Googleの親会社アルファベット(Alphabet)は1月20日、1万2000人の解雇を行なう予定であることを認めた。

報道によればこれは同社史上最大の人員削減であり、この動きは、Googleが大口顧客に対する姿勢を徐々に変更していく未来を暗示していると、広告主らは見ている。

「AI主導の方向転換」

何週も前から流れていた解雇に関する憶測が事実であることをアルファベットは認め、全従業員の6%に上る人員を削減し、「弊社が直面している(中略)経済的現実」に対応すると、同社CEOサンダー・ピチャイ氏は話した。

ブログ投稿の中で氏は、こうした措置はいわゆるビッグテックの他社らが実施した同様の削減と変わらぬものであり、「弊社のフォーカスをより明確にし、コストベースを見直し、才能と資本を最優先事項に投じるための」施策と、主張している。

DIGIDAYはGoogleの広報に対し、「アルファベット本体、さまざまなプロダクトエリア、機能、レベル、および領域に及ぶ」今回の削減が広告業務に対して与える具体的影響に関する質問を送ったが、本記事の配信までに回答はなかった。

とはいえ、ピチャイ氏が上述の投稿の中で、アルファベットの投資優先度が「同社のAI主導型への方向転換」を見据えたものであり、それは「弊社の業務全体における画期的進歩に繋がっている」と、何度か触れている点は、注目に値する。

業界再編の最中におけるフォーカスの変更

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