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グーグルのレイオフ、メンタルヘルスの責任者も対象だった…彼女のチームの多くも解雇された

グーグルの親会社、アルファベットのサンダー・ピチャイCEO。

グーグルの親会社、アルファベットのサンダー・ピチャイCEO。

Justin Sullivan/Getty Images

  • グーグルは1月20日、従業員の6.4%に当たる約1万2000人のレイオフを発表した。
  • グーグルのメンタルヘルス・ウェルビーイングの責任者だったクリスティン・マチュコは、同社に約15年間勤務していたが、その「夢の仕事」からレイオフされた。彼女のチームの多くもレイオフされたという。
  • グーグルの従業員も元従業員も、レイオフの基準が分からないと語っている。

グーグル(Google)のメンタルヘルス・ウェルビーイングの責任者だったクリスティン・マチュコ(Kristin Maczko)は、同社で15年近く働いていたが、レイオフされたという。

リンクトイン(LinkedIn)のプロフィールによると、マチュコは2008年にグーグルでデータサイエンティストとして働き始めた。その後、グーグル・クラウドでのリーダーなど、財務関連の仕事にシフトしていった。2021年7月以降、メンタルヘルス・ウェルビーイングのディレクターを務め、それは彼女にとって「夢の仕事」だった。

グーグルは2023年1月20日、従業員の6.4%にあたる約1万2000人をレイオフすると発表した。その中には20年勤務した人もいた。

マチュコはリンクトインに次のように記している。「この数日間、本当にいろんな感情を抱いた。グーグルで一緒に働いてきた多くの友人や同僚と別れるのは悲しい」

メンタルヘルス・ウェルビーイングチームの「多くの人々」がレイオフされたが、それが何人だったのか、彼女は明かしていない。

グーグルとユーチューブ(YouTube)でメンタルヘルスとウェルネスプログラムの企画に携わっていたある契約社員は、2022年10月に実施された小規模なレイオフの影響を受けたと述べている

Insiderは、メンタルヘルス・ウェルビーイングチームがレイオフの影響をどの程度受けたかについて、グーグルにコメントを求めたが、回答は得られていない。

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