2023/02/01 11:03の天気痛予報。
ウェザーニュース
ウェザーニュース発表の天気痛予報では、今日2月1日(水)は広範囲で「警戒」ランクの予想です。また、週後半にかけて北日本や関東などでは頭痛や関節痛などの天気痛が発症しやすい状況が続きます。
天気痛による急な体調不良が懸念されます。対策のために薬を服用されている方は事前に準備をしておきましょう。
低気圧や高気圧が通過 気圧の変動大
今日は日本海を低気圧が発達しながら北日本に接近しています。今日から明日にかけては低気圧の通過に伴って広範囲で気圧変化が大きくなるため、頭痛や関節痛などの天気痛の発症に警戒が必要です。
その後も週後半にかけては、北日本ではたびたび低気圧が通過する影響で、関東などでは低気圧と高気圧が交互に通過したり、沖合にできるシアーラインの影響で、気圧の変動が起こりやすくなります。そのため、週末にかけての天気痛のランクは「警戒」や「注意」が多く、天気痛をお持ちの方は症状が出やすい状態が続く見込みです。
また、この先一週間は気温変化も大きくなります。寒暖差によって身体へのストレスがたまりやすくなるため、体調不良にも注意してお過ごしください。
天気痛予報を参考に事前の対策を
ウェザーニュースがこれまでに会員の方々と幾度も検証を行った結果、「気圧の変化が通常のパターンからずれた時」に、頭痛や関節痛などの天気痛を感じる方が多いことが分かっています。
毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が通常より大きくなっていることに加えて、低気圧や寒気などの影響で「微気圧変動」と呼ばれる細かな気圧変化が重なっている状況です。このため気圧変化の影響で、頭痛や関節痛を感じることが多い方は注意が必要です。
ウェザーニュースの天気痛予報の中では、天気痛が発症するリスクを6日先まで、“警戒”“注意”“やや注意”“安心”の4 ランクで表示しています。また、今日明日については3時間毎の天気痛予報と天気、気圧の変化も確認することができます。
ご自身の体調変化などのパターンと照らし合わせて、ぜひとも天気痛の発症する前に予防薬やマッサージなどで対策をしてみてください。
"ウェザーニュース"より転載(2023年2月1日公開の記事)
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