サボテンレザー"Chitose" Long Wallet 各税込1万9000円
提供:HAYAMI
少し前までは、フェイクレザーと一緒くたにされることも多く、動物性と比較してチープな印象も強かった植物性レザー。
環境負荷が低いこともメリットの一つだけど、最近では、シンプルに機能性とファッション性で選びたいと思えるヴィーガンレザーアイテムも増えてきた!
パイナップルとサボテンでできた「革」
サボテンレザー"Chitose" Short Wallet 税込1万7000円
提供:HAYAMI
そう思えるアイテムの一つが、国内ブランド「Re:nne(リンネ)」が作ったサボテンレザーやパイナップルレザーの財布。
これまで代替レザーと言えば、合成皮革など石油から作られるものが多かったが、より環境にやさしいサボテンやパイナップルなどを原料とするレザーが増えている。
パイナップルレザー"Enishi" Middle Wallet 税込1万9000円
提供:HAYAMI
パイナップルからつくられたレザーは「ピニャテックス」とも呼ばれ、海外メゾンブランドから小さなアパレルメーカーまで、注目を集める素材の一つ。
写真で見る限りでは、質感など動物性レザーとの違いはほとんど分からない。
そもそも植物性レザーって環境に優しいの?
提供:HAYAMI
「Re:nne」の財布の原料となるサボテンは、メキシコ全土に分布しているものだ。
成長に水をほとんど必要としないため、水の消費量を抑えることができ、加工プロセスもオーガニックで省エネとのことだ。
パイナップルレザーは、食用に生産されたパイナップルの葉など、これまで廃棄されていたものを活用している。
耐久性の点から100%パイナップル由来での製造が難しく、リサイクルPETと水性ポリウレタンを使用しているが、それでも従来より環境への負荷は低いという。
軽量で丈夫。機能性もデザインも
パイナップルレザー"Enishi" Middle Wallet 税込1万9000円。コンパクトながら計10枚のカードが収納できる。
提供:HAYAMI
ボタニカルレザーのメリットは、何よりその軽量さだろう。動物性のものと比べて、約20%も軽く作り上げることができるそうだ。
また、合成皮革などと比べると、経年劣化やダメージも少なく、プリントや裁断などの加工も簡単に行える。
なお「Re:nne」では、長く使い続けられるように、購入日から1年以内に限り無償修理サービスも提供している。
これを機にお財布を新調してみては?