「会社は家族だ」と考えるのは有害…自分を犠牲にしないための4つのステップ

テクノロジー業界でのレイオフは、仕事を自分の家族と考えることが深刻なマイナス面をもたらすことを示している。

テクノロジー業界でのレイオフは、仕事を自分の家族と考えることが深刻なマイナス面をもたらすことを示している。

simplehappyart/Getty Images

  • テクノロジー業界でレイオフの波が広がるにつれ、「会社は家族ではない」という事実がよりはっきりと見えてきた。
  • 働く人は仕事のために犠牲を払わなければと感じてしまうので、「会社は家族だ」という考え方は有害なものだと専門家は指摘している。
  • ここでは新しいことを学ぶ時間を増やすことなど、その考え方を変えるヒントをいくつか紹介する。

ここ数週間にわたって、レイオフがテクノロジー業界を席巻したことで明らかになったことがある。それは「会社はあなたの家族ではない」ということだ。

グーグル(Google)、アマゾン(Amazon)、マイクロソフト(Microsoft)などのテクノロジー企業などで数万人の人員が削減されている。レイオフされてしまったテックワーカーたちは、自分の役割があっけなく切り捨てられたことに驚き、傷ついたと語っている。同時に、家族のように感じていた働く仲間を失ったことを嘆くリーダーたちもいる。だが、「職場は家庭的な雰囲気であるべき」という考え方を押し付けることは、有害になる可能性があり、その考え方は、多くの労働者がレイオフ後に話している、裏切りという「腸をえぐられる」ような感覚を引き起こす可能性があると専門家はInsiderに話している

「今回のレイオフは、冷酷だというだけでなく、人間性を奪ってしまう感じがしている」と、3年前に自分の会社を立ち上げるまでグーグルに17年間勤務したキャリアとリーダーシップのコーチ、シルヴィア・ボニラ・ジズンボ(Sylvia Bonilla Zizumbo)は話す。

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