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ウォルマートの広告事業が急成長。ブランドに支持される機能拡張の中身とは

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※この記事は、小売業の変革の最前線を伝えるメディア「モダンリテール[日本版]」からの転載です。

ウォルマート(Walmart)の新しくも急成長している広告事業であるウォルマートコネクト(Walmart Connect)は、今回のホリデーシーズンで大きく飛躍した。

eコマースソフトウェアプラットフォームのパックビュー(Pacvue)が発行した最新のレポートによると、2022年第4四半期に、ウォルマートの各種のスポンサー付き広告ユニットによる広告支出は、2021年の同期間よりも31.5%も増加した。さらに、クリックスルー率も前年比で2倍以上になった。パックビューによると、この広告支出の増加のなかで、各ブランドは4四半期ではじめて、CPC(クリック単価)の増加も体験した。

ウォルマートは、2021年に自社のリテールメディア部門をウォルマートコネクトに改称して以来、広告ビジネスを成長させるためのさまざまな動きを見せてきた。

同社が第2四半期の頭にセカンドプライスオークションに移行したことで、出品者は広告の効率を向上させ、投資回収率を高められるようになったと、あるリテールメディア広告の専門家は米モダンリテールに語った。別の専門家は、ウォルマートのサードパーティーマーケットプレイスの出品者数の増加、新しい広告ユニット、および広告プラットフォームの自動化の推進が、この成長に貢献した可能性があると付け加えた。

セカンドプライスオークションへの移行が転機に

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