ビル・ゲイツが考えるAIの活用方法…自身はChatGPTに詩を書いてもらっている

ビル・ゲイツはフォーブスのインタビューで、AIの進歩とChatGPTについて語った。

ビル・ゲイツはフォーブスのインタビューで、AIの進歩とChatGPTについて語った。

zz/PBG/AAD/STAR MAX/IPx

  • ビル・ゲイツは、ChatGPTをはじめとしたAIのここ1年の進歩に「興奮」を覚えたとフォーブスに語っている。
  • 数学の家庭教師としての利用や、医療サービスが行き届いていない地域への医療アドバイスなどは「すばらしい」と述べた。
  • 彼自身は詩を生成させるなど「楽しいことのために」ChatGPTを「よく」使うという。

マイクロソフト(Microsoft)の共同創業者であるビル・ゲイツ(Bill Gates)は、昨年来のChatGPTをはじめとした人工知能(AI)の分野におけるすべての進展に「興奮している」とフォーブスに語った

彼は、ChatGPTやそのライバルを問わず、AI駆動型テクノロジーの使用例をいくつか紹介し、自身も人気のチャットボットの実験をしていることを明らかにした。

ゲイツは、AIが「都会の学生が利用できる数学の家庭教師」になったり、「生涯にわたって医者にかかることのないようなアフリカの人々が利用できる医療アドバイス」を提供したりすることは「とてもすばらしい」と言う。

なぜなら、このような「価値のある目的」のためのホワイトカラー労働者は十分にいないため、その必要性を満たすのにAIが役に立つのだと彼は述べている。

ゲイツは、会話型AIチャットボットのChatGPTを、友人といるときに詩を書くなどといった「楽しいこと」に使うのが好きだという。

「『シェイクスピアのように書いて』と言えば書いてくれる、その創造性が楽しい」と彼は述べ、ChatGPTが作ったような詩は、自分には書けないと認めた。

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み