無料のメールマガジンに登録

平日17時にBusiness Insider Japanのメルマガをお届け。利用規約を確認


「親と同居する若い世代」が高級品の最大の消費者になる…消費額は3倍のペースで成長中

モール内を歩く買い物客。

モール内を歩く買い物客。

Kena Betancur/Getty Images

  • ベイン・アンド・カンパニーのリポートによれば、2022年の高級品市場の成長は、すべてY世代とZ世代によるものだったという。
  • 2030年までに、若い世代が高級品の最大の消費者層になると見込まれている。
  • Z世代とアルファ世代の消費額は、2030年までに他の世代の3倍のペースで成長すると予想されている。

Y世代(ミレニアル世代)、Z世代、アルファ世代の消費者は、こと高級品に関しては散財をおそれない。そして、この世代が高級品に費やす額は、今後も増加の一途をたどると予想されている。

ベイン・アンド・カンパニーが2023年1月に公開したリポートによれば、高級品市場の消費者基盤は、2030年までに5億人に達するという。ベインの調査は、イタリア高級品メーカーの業界団体で、280を超える高級品メーカーが加盟している「アルタガンマ財団」が提供した情報とデータにもとづいている。

同リポートによれば、世界全体で見ると、高級品の最大購入層になるのは、最も若い層の消費者だという。2030年までに、Y世代、Z世代、アルファ世代が高級品の最大購入者となり、全世界における消費額の80%以上を占めるようになると見られている。

Y世代とは、1980年から1994年頃生まれのミレニアル世代とも呼ばれる世代であり、Z世代は1995年から2009年頃生まれの人々だ。アルファ世代は、2010年以降に生まれた人々を指している。

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み