2023年2月8日、トルコのハタイで、倒壊した建物から救助された8歳の少年。
Burak Kara/Getty Images
- 写真は、トルコの大地震による瓦礫の下から救出された少年を写している。
- 彼は、倒壊した建物の下に52時間、閉じ込められていた。
- 今回の地震と強い余震で、2月8日の時点で1万1000人以上の命が奪われている。
写真は2023年2月6日にトルコとシリアを襲った致命的な地震の後、8歳の少年が瓦礫の下に2日以上閉じ込められていたところから救出された瞬間を捉えている。
イギット・チャクマク (Yigit Cakmak)君は、トルコのハタイで倒壊した建物の瓦礫の中に52時間も閉じ込められていた。
瓦礫の中からイギット君を助け出す救助隊員。
Burak Kara/Getty Images
彼は2日ぶりに母親と再会を果たした。Getty Imagesが公開した写真には感動的な再会の様子が写っている。
母と再会したイギット君。
Burak Kara/Getty Images
マグニチュード7.8の地震はトルコやシリアを揺るがした。そして最初の地震に続いてマグニチュード7.5の余震が発生し、前例のないレベルの被害をもたらしている。
AP通信によると、8日の時点で、シリアとトルコで1万1000人以上が死亡したという。
イギット君は丸2日以上、瓦礫の中に一人で閉じ込められていた。
Burak Kara/Getty Images
今も、何千人もの救急隊員が瓦礫をかき分け、生存者の捜索を続けている。