Photo:田中宏和
値上げで注目された光熱費。
最近は値引きも行われていますが、この際、水道代にも目を向けていきたいところ。
というわけで、節水につながりつつ、日々の生活をアップグレードしてくれる水回りアイテムを入手してみた。
アラミックの「シルキンシャワー プレミアムステンレス」は、節水効果60%とアピールされているシャワーヘッド。手元ストップ機能や、水圧切り替え機能も搭載された、要チェックのプロダクト。
かなりの節水効果が期待できる!
言うまでもないが、「シルキンシャワー プレミアムステンレス」が実際にどれほどの節水効果を発揮してくれるのかは、元から着いているシャワーヘッドによっても変わるのだ。
とりあえず、私の自宅でテストしてみたが、結果は参考程度に見て頂ければ。
ちなみに家のシャワーヘッドは、某住宅機器メーカーが15年ほど前にラインナップしていた、ごく一般的なハンドタイプ(ヘッドが小さい)のもの。
これと、「シルキンシャワー プレミアムステンレス」を使って、バケツを満タンにするのにどれだけ時間が掛かるかを比較してみた。
結果は、ご覧のとおり。
左から、従来品、「シルキンシャワー プレミアムステンレス」のHモード(ハードモード)、Sモード(ソフトモード)。
水圧が高いHモードでも、約8%の節水効果が見られるが、Sモードなら約47%という結果に。公称の60%には届かなかったものの、ほぼほぼ期待どおりと言っていいだろう。
モードの切り替えは、裏側にあるレバーで操作。
水を出しながら切り替えても大丈夫なので、上手く使い分けることが可能になっている。
極細穴の散水板でやわらかい水流に
節水効果を生み出しつつ、肌当たりが柔らかい水流になっている秘密は、この散水板にあるのだ。
まず、穴が小さいことで水が柔らかくなるのは、想像に難くないところだろう。
加えて、「シルキンシャワー プレミアムステンレス」のユニークなポイントは、見てのとおり、極細になっている穴のほとんどがセンター部に集中、外周部は必要最低限の水量しか吐出しない仕組みになっているところだ。
吐水量が減ってしまうことで、シャンプーなどを洗い流すための水量(水圧)が不足しがちなところを、穴をセンターに集中させることでカバー。
ただし、穴が極細で水量が少ないため、水の落下中に湯温の低下がより大きくなってしまうのは、ややデメリット。つまり、従来と温度設定を同じにしたままだと、シャワーヘッドを交換した後、少し湯温が下がったと感じられると思う。
ただ、厳冬期じゃなければ、あまり問題にならないはずだ。
手元ストップボタンで、こまめに節水
「シルキンシャワー プレミアムステンレス」の特長はもうひとつ。使い勝手がいい手元ストップボタンも見逃せないところ。
もしかすると、公称の節水効果60%という数値は、手元ストップを活用してこまめに止水することを加味しているのかもしれない。
シャンプーを洗い流した後など、レバーに手を伸ばすことなく手元で吐水を止められるのは、節水効果はさておき、シンプルに便利だと思う。
個人的には、ステンレスコーティングされたボディのデザインもお気に入り。ちょっと浴室がゴージャスになったような気がして、バスタイムの気分も上々。
給湯器(吐水量、温度設定)との相性もあるはずだが、シャワーヘッドの交換はそんなに難しくないし、試してみる価値はあるのではないだろうか。
節水したい人だけでなく、肌への刺激を抑えたい人にもオススメしたい「シルキンシャワー プレミアムステンレス」。ぜひチェックを。
・公称60%の節水効果
・肌にやさしい極細シャワー
・水圧切り替えレバーと止水ボタンを搭載
なお、以下の表示価格は執筆現在のもの。変更の可能性があるので、販売ページをご確認を。
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商品のデザインや仕様、パッケージなどは執筆当時のものです。変更されている場合がございます。