撮影:苫米地結子
おいしいカフェラテが飲みたい。
牛乳で割ってつくるカフェラテにはもう飽きてしまった。かといって生クリームを泡立てたりフレンチプレスでつくるのは面倒臭い。
手取り早くいつものカフェラテをグレードアップできる術はないものだろうか……。
「コーヒーのための」オーツミルク
マイナーフィギュアズ「バリスタオーツミルク」税込1180円
撮影:苫米地結子
そうして見つけたのが、イギリス発のコーヒー専門ブランド「マイナーフィギュアズ」が開発したオーツミルク。
コーヒーをおいしく飲むために開発されたバリスタ専用のオーツミルクなんだそう。
海外製品だが、有機オーツ麦でつくられているので安心して飲める。
香ばしい風味とコク
撮影:苫米地結子
コーヒーと割る前に、まずは本品だけの味わいをチェック。
飲んでみると、オーツ麦ならではのコクと香ばしい風味のおかげで、そのままでも飲みやすい。無糖だが、ほのかにオーツ麦の甘みも感じる。
無調整豆乳は青臭さが気になり、そのまま飲むのは少々とまどってしまうが、そういったクセはないように感じた。
コーヒーとの相性抜群!
撮影:苫米地結子
カフェラテにして飲んでみると、コーヒーの苦みがオーツミルクの香ばしい風味と相性抜群! まろやかで飲みやすい。
牛乳よりもコクがあるので、氷を入れても濃厚さが保たれている気がした。
砂糖は入っていないので、甘さを自分で調整できるのも嬉しい。甘い方が好みなら、お好みでハチミツやシロップを加えてもいいと思う。
アレンジいろいろ
撮影:苫米地結子
家にあったコーヒーリキュールでも割ってみた。リキュールに砂糖が入っているので甘みが増し、さらに飲みやすくなった。
牛乳と相性がいい飲み物なら、なにで割っても合うと思う。ポタージュやシチューを作るときに混ぜてみるのもいいかもしれない。
試しにクラフトコーラと割って飲んでみたのだが、チャイとロイヤルミルクティーを掛け合わせたようなやさしい味がして飲みやすかった。
今や我が家の定番ドリンクになっている。
パッケージが可愛い
撮影:苫米地結子
シンプルかつ遊び心に富んだパッケージも気に入っている。
冷蔵庫のサイドポケットに収納すると、開けるたびにイラストの人物が手を挙げて挨拶してくれているように見えて可愛い。
価格は高い
スーパーでよく見かけるアルプロのオーツミルクは税込408円ほど。こちらの商品は1180円なので、2倍以上高い。
日常的に購入するには勇気がいる値段なので、「自分へのご褒美」として買うと割り切っている。
環境にやさしい植物性ミルク
今まで当たり前のように飲んできた牛乳だが、実は植物性ミルクの約3倍の温室効果ガスを排出するといわれている。
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植物性ミルクと呼ばれるものは、オーツミルクの他に豆乳、アーモンドミルクなどが挙げられる。
なかでもオーツミルクは、アーモンドと比べると栽培に必要な水の量も約6分の1で済むのだそう。
オーツミルクを選ぶことで、カフェラテが一段と美味しくなり、環境への配慮もできる。
植物性ミルクが当たり前に飲まれる未来はそう遠くないのかもしれない。