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景気は1カ月以内に「後退期」から「不況期」に突入する可能性。米銀大手バンク・オブ・アメリカ最新予測

バンク・オブ・アメリカ

米銀大手バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)は2023年上半期にも景気後退入りがあると予測する。

Reuters / Lucas Jackson

ここから先にまた調整局面がやって来るのか、それともすでに底入れしたのか。株式が相場サイクルのどの局面にいるのかをピンポイントで特定するのはなかなか難しい。

しかし、株式投資はそもそも、単一インデックス(指数)の上昇か下降のどちらかに賭けるような単純なものではない。S&P500種株価指数がどんな挙動を示そうが、リターンが上振れする可能性は(表面にこれという形で見えないだけで)常にある。

米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)のストラテジストチームは2月13日付の顧客向けレポートで、同社が独自に定義して提供する「米国レジームインジケーター」を援用し、現在の相場がたどり着く大底にこそ最高の投資機会が存在するとの見方を強調している。

同インジケーターは、製造業の業況およびセンチメント、企業の業績予想、債権利回りの変動など多様な要因に基づき、景気動向の判断に資する指標だ。

景気循環(サイクル)には「回復期」「好況期」「後退期」「不況期」と呼ばれる4つのステージがあり、バンカメのインジケーターは「不況期」に突入寸前の現状を示しているという。

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