果物やお漬物なんかをちょっと切りたいだけなのに、わざわざまな板の上で切って洗うのって意外と面倒だ。
たまに横着して皿の上で切ることもあるけど、皿を傷つけてしまいそうで怖いし、そもそも切りづらい……。
まな板としても使える皿
7インチレコードみたいなパッケージがかわいい。
撮影:高橋真紀
SNSでたまたま見つけたのが、このまな板としても皿としても使える「CHOPLATE(チョップレート)」。
「これでお皿の上で果物を切ったり、まな板の上でそのまま食べてもズボラな気分にならないで済む……!」と思い、早速購入した。
CHOPLATE 税込1870円。直径17.4センチメートル、高さ7ミリメートル。
撮影:高橋真紀
手に持ってみると非常に軽い。プラスチックでできていて、表面は少しざらっとした質感だ。
撮影:高橋真紀
皿の縁にデザインとしてリムがついているものの、ほぼフラットだからカットするときの邪魔にもならず、まな板としても十分使える。
カットしてそのままおつまみに出せる。パンやチーズをのせてもよさそう。
撮影:高橋真紀
丸くてコンパクトなサイズだから、狭いキッチンでも使いやすかった。大きなまな板と比べて、洗うのが楽なのも嬉しい。
撮影:高橋真紀
にんにくや大葉など、薬味を刻むときにもちょうどいい。ただ、こちらは洗った後に匂いが若干残った。
石皿っぽい質感だけど軽い
購入したのは小皿(174mm)。もう一回り大きい中皿(220mm)もある。
撮影:高橋真紀
「CHOPLATE」はプロダクトデザインなどを行うTENT(テント)と、創業66年のプラスチックメーカー、河辺商会が共同開発した。
縁に向かって少しカーブしたリムが石皿のような質感に見せてくれる。ダイニングバーなら、こんな感じのお皿にレアステーキと岩塩が添えられてそう。
しかし、実際の素材はSPS材と呼ばれるポリスチレン樹脂なので、電子レンジも食洗機もOKだ。
包丁にも負けない固さと、落としても割れない柔軟さも併せ持つタフな素材ながら、重さは約120gと軽量。キャンプやBBQなど、アウトドアでも重宝しそうだ。
価格はちょっと高め
黒い皿にオレンジが映えて、見た目もきれいだ。
撮影:高橋真紀
税込1870円という価格については、正直ちょっと高い気もした。もう少し安かったら刺身用にあと一枚ほしいかもしれない。
ただ、CHOPLATEは陶器やセラミックの器と並んだときにも馴染むし、どんな食べ物をのせてもしっくりくるデザインがいい。
何より、一人暮らしはもちろん、忙しい共働き家庭などの負担も減らしてくれそうなアイディアを、プロダクトにしてくれたことに感謝だ。