Snapが契約見直し、Twitterも幹部級が交渉中。クラウド「経費削減ラッシュ」でAWSら成長減速

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クラウドインフラ市場シェア首位のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を筆頭に、大企業のコスト見直しがクラウド事業者の売上高成長率に大きな影響を及ぼし始めている。

REUTERS/Dado Ruvic/Illustration

売上高成長率の伸び悩みに苦しむ写真・動画共有アプリ「スナップチャット」運営の米スナップ(Snap)が、経費節減に向けた取り組みの一環としてクラウドサービスへの支出見直しを進めている。

同社のデレク・アンダーセン最高財務責任者(CFO)は2月16日に開催した投資家向け事業説明会の席で、人件費に次いで支出の大きな割合を占めるインフラコストの削減努力に言及。

利用中のクラウドサービスについて、「より安い価格で利用し、プロバイダーとの協力関係をより有効に活用するため、契約内容を見直して更新した」ことを明らかにした。

スナップは2017年にニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場。当時提出した申請書類の開示情報から、グーグルクラウド(Google Cloud)およびアマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Services、AWS)とクラウドサービス契約を締結していることが判明している。

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