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「月曜日は最低限の仕事しかしない」がTikTokの最新トレンド

ぶらぶらして時間をつぶす金曜日(Fool-Around Fridays)」が流行るかもしれない。

「ぶらぶらして時間をつぶす金曜日(Fool-Around Fridays)」が流行るかもしれない。

Paul Bradbury/Getty Images

  • 「必要最小限のことしかしない月曜日」は、TikTokで急速に広がる最新の職場トレンドだ。
  • これは月曜日をゆっくり過ごすことで幸福感を高め、ストレスも解消されるという考え方である。
  • 月曜日は生産的な労働日として扱われなくなったのに、なぜわざわざ働く必要があるのだろうか?

「必要最小限のことしかしない月曜日(Bare Minimum Monday)」は、TikTokの最新トレンドだが、すぐに競争相手になる言葉が現れる可能性がある。

まず、「必要最小限のことしかしない月曜日」について少し説明しよう。ビジネス雑誌フォーチュン(Fortune)は、それは「月曜日に最低限のことだけをするために出勤する習慣のことで、多くの場合、午前中に生産的なセルフケアの儀式を行った後、遅めの1日が始まる」と書いている。

「必要最小限のことしかしない月曜日」を世に送り出したティックトッカーのマリサ・ジョー(Marisa Jo)は、これは「日曜日の恐怖」をなくし、生産性を上げるため、自分にのしかかっていた「不必要なプレッシャー」を取り除く方法だと述べている。

彼女のバイラル動画では、我々に彼女が月曜日にどう時間を費やしているかを見せてくれる。髪の毛や肌の手入れをし、アイスティーとコーヒーを入れ、そして宇宙空間を見つめる。もう、月曜日に悩まされることはない。

この「必要最小限のことしかしない月曜日」は、もちろん「静かな退職」の子孫であり、それ自体が、私たち平民には名前をつけることのできなかった暗い時代から生まれたものだ。月曜日から始まり金曜日に終わる期間を我々の多くは無情にも「平日」と呼んでいた。

今、我々には、「大退職」「憤慨主義」「怒りの退職」「素早い退職」という仕事の辞め方がある。私たちが生きているこの社会的瞬間がいかに非道なものであるかを祝い、不在返信を設定しよう。

月曜日がプレッシャーのかかる日でなくなったのはありがたいことだが、我々労働者を連続した労働の厳しさから守るために、土日以外のより多くの日が必要になるのは時間の問題だ。

以下は、我々が次のTikTokガイダンスに期待していることだ。

挑戦しない火曜日(Try-Less Tuesday)

「挑戦しない火曜日」は、職場には来るけれども、ほんの少し力を抜く日。結局のところ、あなたは自分自身を消耗させたくない。上司に頼まれたパワーポイント? すぐに取りかかる。クライアントからのメール? 明日でも大丈夫。その代わり、今夜のディナーに集中しよう。当然メニューはタコスだ。

重要なメモ:「挑戦しない火曜日」のバリエーションには、「休む火曜日(Take-Off Tuesday)」がある。これは、月曜日が祝日と重なったときに使うものだ。火曜日の仕事を放棄するこのシナリオは、3連休を4連休に延長せざるを得ない。

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