マイクロソフトはBingがとんでもない答えを返すのを知っていた…専門家は「危険だ」と批判

Open AIのChatGPTのロゴとMicrosoft Bingのロゴのイラスト

マイクロソフトBingのバイスプレジデントのジョルディ・リバスは、新しいBingには「まだ問題がある」とし、その性能の向上に注力しているところだと話した。

Getty Images

  • The Informationによると、Bingのバイスプレジデントのジョルディ・リバスは、マイクロソフトは新しいBingの改良に注力しているという。
  • このリバスのコメントは、Bingが、ユーザーの質問に対してとんでもない回答をして非難を浴びたことを受けて出された。
  • それ以降、マイクロソフトはBingのユーザーに対し、1セッションあたりのやり取りを5回までに制限している。

マイクロソフト(Microsoft)の新たに公開されたBing(ビング)が、ユーザーの質問に対してとんでもない回答をし、一部のユーザーを驚かせた。その後、Bingのバイスプレジデントであるジョルディ・リバス(Jordi Ribas)はテック系ニュースサイトのThe Informationに、「マイクロソフトは対話型AIチャットボットを改良することを優先する」と語っている。

2023年2月上旬に公開されたBingのチャットボットは、一部のユーザーを妄想と呼んだり、AP通信の記者をアドルフ・ヒトラーに例えたりさらには愛情を宣言することさえあったとして非難にさらされている。また一部のユーザーは、Bingの回答に誤った情報が含まれていたとしている。

ジョルディ・リバスは、いくつかの問題があったことは承知していると述べた。

リバスは「まだ問題は残っているが、これは大規模言語モデルについて分かっていた問題であり、その解決に取り組んでいる」とThe Informationに語っている

この不安になるようなやりとりを受けて、Bingは2023年2月17日、チャットボットとのやり取りを1日あたり50セッションまで、1セッションあたりのやり取りは5回まで(ユーザーの質問とBingの回答で1回)までに制限した。15問以上の会話はボットを混乱させ、時にはユーザーの問い合わせの口調を反映することがあると、マイクロソフトはブログで述べた。

Insiderは追加コメントを求めたが、マイクロソフトの広報担当者からの回答は得られていない。

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