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「地中図書館」で知を蓄える。木更津のクルックフィールズにオープンしたちょっと不思議な空間

2019年に木更津にオープンした、食や農、アートが融合する複合施設「クルックフィールズ(KURKKU FIELDS)」。

約30ヘクタールの広大な土地の中には、農園やその農園で採れた食材を味わえるレストラン、宿泊施設の中に草間彌生や現代アーティストの作品などが並んでいる。

話題のスポットに不思議な図書館がオープン

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地中図書館の外観。

提供:KURKKU FIELDS

そんなクルックフィールズの新施設は、洞窟のような空間で本が読める「地中図書館」。

「晴れた日には畑を耕し、雨の日には読書をする」晴耕雨読なあり方を愛する人のために構想された図書館だ。

哲学からレシピ本まで3000冊

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提供:KURKKU FIELDS

蔵書は現在3000冊ほど。最大で8000冊の本を収容できるそう。

本棚には自然や農的な暮らしに関するものを中心に、詩や哲学、歴史、宗教、科学、経済など独自のつながりが感じられる選書が並ぶ。

他にも画集や絵本、レシピ本など暮らしに関連するものも揃っている。

書籍の購入や外への持ち出しはできないが、12時から17時の開館時間を静かに過ごすことができる。

自然の中で文化に触れる

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提供:KURKKU FIELDS

地中図書館が建てられたのは、建設残土で埋め立てられた谷の上。

図書館を建てるために土を起こすのではなく、その谷間の地形を活かして洞窟のような空間に作り上げたのだそう。

建物の最深部であるホールには、天井からの自然光が差し込む。

天井高は土地の傾斜に応じて決まったため、子どもの背丈ほどに天井が低くなった場所や、小さな隠れ部屋など、秘密基地のような魅力もあるそうだ。

なお、利用するにはメンバー登録と事前予約に加え、保全料300円(小学生は100円)が必要なので、気になる方はこちらからご確認を。

他にもクルックフィールズ内には、自然やカルチャーに触れ合えるアクティビティが用意されているので、ちょっと遠出をしたい方はぜひ。

クルックフィールズ


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