セールスフォース、従業員「数千人」追加削減と営業利益率「30%超」を検討中。社内文書を独自入手

Salesforce marc  benioff

セールスフォース(Salesforce)創業者兼最高経営責任者(CEO)のマーク・ベニオフ氏。

NICHOLAS KAMM/AFP via Getty Images

セールスフォース(Salesforce)にアクティビスト投資家が群がり、収益力と株主価値の向上を求める攻勢をかけている。

その圧力に抗しきれず、セールスフォースはわずか半年ほど前に発表した利益率目標を見直し、はるかに高い設定を検討している模様だ。Insiderが入手した内部文書のコピーから明らかになった。

文書は、同社内で「V2MOM」と呼ばれる新会計年度向けの戦略計画の草案で、そこには調整後営業利益率(=売上収益から売上原価および一般管理費を控除)を「いますぐ」「30%台以上」に引き上げる計画が盛り込まれていた

V2MOMは「ビジョン(Vision)」「価値(Values)」「方法(Methods)」「障害(Obstacles)」「測定(Measurements)」の頭文字を取ったもので、セールスフォースが毎年2月からの会計年度開始に際して、社内全体に共有する戦略計画文書の名称だ。

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み