投資の神様ウォーレン・バフェットが長期保有している銘柄トップ10

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バークシャー・ハサウェイ会長兼CEOのウォーレン・バフェット(左)と副会長のチャーリー・マンガー(右)。

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ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)が長期的な視野を持って株式投資を行うことを信条としていることはよく知られているが、2023年2月25日に発表したバークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)の2022年の株主への書簡の中で、彼はこの点について触れている。

「世の中には愚かなギャンブラーがたくさんいるが、彼らは辛抱強い投資家のようにはうまくいかないだろう」とバフェットは書いている。

「忍耐は学ぶことができる。注意力の持続期間が長く、ひとつのことに長時間集中できるのは大きな強みになるだろう」

バフェットの長年のビジネスパートナー、チャーリー・マンガー(Charlie Munger)も彼と同じ考えだ。「ウォーレンと私は、市場の喧騒に目を向けることはない。長期的に良い投資先を探し、頑固に長く持ち続ける」とマンガーはその書簡の中で述べている。

このアドバイスは簡単に思えるかもしれないが、実際はとても難しい。特に、分刻みで株価を追い、スマートフォンのボタンを押すだけで瞬時に株を売買することが可能な時代には。

実際、バフェットも最近、自身のアドバイスに反して、世界最大の台湾の半導体チップメーカーTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing)の株を購入後わずか数カ月で約86%売却している

イートロ(eToro)の分析によると、米国株の平均保有期間は、1970年代は約5年だったが、現在ではわずか10カ月に減少している。

バフェットとマンガーが並外れているは、単純に聞こえるかもしれないが、本当に恐ろしい経済ニュースの見出しを目にしても、何十年も株式を持ち続けられる不思議な力を持っているからだ。バークシャー・ハサウェイは、ポートフォリオの上位5銘柄を平均17年間も保有しているのだ。

バークシャー・ハサウェイの2990億ドルの株式ポートフォリオの中で、保有期間順に上位10銘柄(2023年2月25日時点でのもの)を紹介する。

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