ザッカーバーグも生成AI開発チームを設立へ…インスタグラム、ワッツアップなどへの導入を目指す

メタバースで何十億ドルも失ったマーク・ザッカーバーグは、ワッツアップ、メッセンジャー、インスタグラムのためのAI製品を開発するために「トップレベル」のチームを立ち上げた。

メタバースで何十億ドルも失ったマーク・ザッカーバーグは、ワッツアップ、メッセンジャー、インスタグラムのためのAI製品を開発するために「トップレベル」のチームを立ち上げた。

SOPA Images/Getty Images

  • ChatGPTの人気に伴い、多くの企業が生成AIテクノロジーに取り組み始める中、メタもそれに続いた。
  • マーク・ザッカーバーグCEOは、生成AIに特化した「トップレベルのプロダクトグループ」をメタに新設すると述べた。
  • しかし、メタはメタバースの実現を懸命に追い求める中で、2022年には140億ドル近くを失っている。

メタ(Meta)はメタバースの探究に続き、今度は盛り上がりを見せているAIテクノロジーに取り組むことになった。

コンテンツを生成できるAIに特化した「トップレベルのプロダクトグループ」を創設し、「このテクノロジーを当社のさまざまな製品に組み込み、それを用いた楽しい体験の提供」に注力すると、マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)CEOは2023年2月27日、フェイスブック(Facebook)に投稿している。

「長期的には、さまざまな方法で人々を助けることができるAIペルソナの開発に注力する」と続け、すでにワッツアップ(WhatsApp)やメッセンジャー(Messenger)ではテキストで、インスタグラム(Instagram)では画像でAI導入を模索していることを明らかにした。

「トップレベル」が何を意味するのか、投稿では特定されていない。

メタの生成AIへの進出は、AIチャットボットのChatGPTが大きな話題となって以来、多くの企業がこのテクノロジーに取り組むようになったことを受けたものだ。大手ハイテク企業のライバルであるグーグル(Google)マイクロソフト(Microsoft)スナップチャット(Snapchat)はいずれも、自社版のAIボットを開発しようとしている。

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