今度のAI革命は本物「年平均19%成長、4年後に12兆円規模」バンカメ最新予測。日本のHOYA、Appierらに追い風

人工知能 バンク・オブ・アメリカ

米銀大手バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)によれば、人工知能(AI)が1兆円市場へと成長する日はそう遠くない。

Yuichiro Chino

「現代における最も革新的なテクノロジーの一つ、人工知能(AI)が急速に存在感を増しています。チャットボットや自動運転車、予測分析、不正検知など、AIはすでにビジネスの世界で革命を起こし始めているのです。

より多くの企業がAIの力を活用して業務改善や効率向上、競争力獲得を目指すようになり、AIは今後ビジネスを成功させる上で決定的に重要なけん引役となっていく展開が予想されます」

上記の文章は、米研究団体OpenAI(オープンエーアイ)が2022年11月にリリースして話題沸騰の対話型AI「ChatGPT(チャットジーピーティー)」が作成したものだ。

この大ブレイクの影響で、AI関連の株式銘柄にはお祭り騒ぎと言っていいほどの投資マネーが押し寄せているが、アナリストの中には「AIの急成長フェーズはまだ端緒に就いたばかり」とさらに大きなうねりを予測する向きもある。

米銀大手バンク・オブ・アメリカ(Bank of America、バンカメ)も「AI革命」などと呼ばれる昨今のうねりを本物とみる立場で、投資家はこの流れの中で利益を得られると考えている。

同銀は、グローバルAI市場が今後年平均19%の勢いで成長を遂げ、2026年にはその市場規模が現在から倍増して9000億ドル(約12兆2400億円、1ドル136円換算)に達すると予測する【図表1】。

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