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ChatGPTの登場でSEOコンテンツのトラフィック減少は必至。「オリジナルのビジュアルコンテンツを優先させる」

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※この記事は、ブランディングを担う次世代リーダー向けのメディアDIGIDAY[日本版]の有料サービス「DIGIDAY+」からの転載です。

スーパーボウルの放送は何時から? パスタの茹で時間はどのくらい? 読者が検索エンジンに入力するシンプルな質問だ。

ジェネレーティブAIチャットボットの登場は、オンラインコンテンツを制作して回答しているパブリッシャーにとって、ほかに類を見ない脅威となっている。

オープンAI(OpenAI)のChatGPTや、そのChatGPTを搭載したマイクロソフト(Microsof)のBingといったチャットボットは、ユーザーが記事をクリックスルーしなくても、プロンプトに対する回答を生成できる。そこには確かに、パブリッシャーの検索駆動型トラフィックの一部を奪うポテンシャルがある。

これを受けて、バッスル・デジタル・グループ(Bustle Digital Group)やリーフ・グループ(Leaf Group)などのライフスタイルパブリッシャーは、リソースをSEO駆動型コンテンツから、オリジナルストーリーやライター個人のものの見方へと移しつつある。

バッスルでソーシャルおよびオーディエンス開発部門を率いるウェスリー・ボナー氏によれば、同社の編集は今後、「共感できるユーモラスな共通体験やアドバイス」的なストーリーを中心とした、オリジナルのビジュアルコンテンツを優先させる路線へとシフトしていくという。

脱・検索駆動型コンテンツの動きは加速

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