家の近くにある河津桜が咲き、春の訪れを感じるようになった。
あたたかくなるのは嬉しいが、それとともにやってきたのが花粉だ。これが大変にやっかいである。
花粉症の症状はもちろんのこと、敏感肌な私にとっては肌荒れの原因にもなるからだ。
花粉をガードしながらベースメイク
dプログラム「アレルバリアエッセンス B B L」税込2860円
撮影:小野瀬わかな
花粉による肌荒れを防ぐためには、花粉が直接肌に触れないようにベースメイクをしっかりとする必要がある。
しかし、働きながら乳幼児2人の子育てに追われている今の私には、朝、メイクにかける時間と余裕はほとんどない。
そんな今の私にぴったりだと思って購入したのが、dプログラムの「アレルバリアエッセンス B B L」だ。カラーはライトとミディアムの2色展開で、私はライトを購入した。
日中用美容液兼化粧下地になっており、スキンケアの最後にこれを塗ればベースメイクが完了してしまうという優れもの。
加えてUVケア効果(SPF50+ PA+++)もあるので、花粉やほこり、黄砂などの微粒子汚れだけではなく紫外線からも肌を守ってくれる。
私はこれを買ってから日焼け止めとファンデーションを省略できるようになったので、時短に一役買っている。
テクスチャーは水っぽく、伸びが良い。1日中塗っていても崩れはあまり気にならないし、マスク移りもほぼないので、使い勝手も良いと感じている。
敏感肌でも使いやすい低刺激
2層タイプになっているので、よく振ってから使用する
撮影:小野瀬わかな
dプログラムは、敏感肌を研究して50年を越える資生堂が展開しているブランド。そのため、肌が荒れやすい人でも比較的使いやすいよう工夫されている。
原料の精製度が通常の化粧品より高かったり、敏感肌の人によるパッチテストを実施していたりと、全体的に低刺激な設計になっているからだろう。
実際、季節の変わり目に新しいコスメを試すと肌が荒れてしまいがちな私だが、今のところ何のトラブルもなく使えている。
もちろん、肌荒れの原因はさまざまだし、肌が敏感たる理由も人それぞれなので、あくまでもご参考までに。
使用感はけっこう重ため
撮影:小野瀬わかな
パッケージには「日中用美容液・化粧品下地」とあるが、個人的にはBBクリームとして使うのが1番しっくりきている。
というのも、クリームに存在感があり、重めの使用感なので、下地として使ってファンデーションを重ねると厚塗り感が出てしまうのだ。
いろいろと試してみた結果、現在はスキンケアの後に本品を塗り、フェイスパウダーを重ねて終了、という使い方に落ち着いている。
「毎日バッチリメイクをする訳ではない」という方は、日常使いや在宅ワークの日に使うのにちょうど良いと思う。私の場合、「保育園の送迎以外は自宅で仕事をする日」や「近所の公園で子どもたちと遊ぶ休日」などに活躍している。
また、「日中用美容液」というには少し保湿力は物足りなかった。乾燥性敏感肌の私が1日中つけていると、夕方には乾燥を感じてしまう。そのため、使用前と使用後には念入りに保湿することをオススメしたい。
また、カラーも人を選ぶかもしれない。普段ファンデーションはオークル系(中間色)を選ぶことが多い私だが、黄味を強く感じた。
普段ピンク系のベースメイクを愛用している方には、黄味が強すぎるかもしれない。イエロー系、ベージュ系を使っている方にはぴったりの色味だと思う。
忙しい朝にぴったりの時短アイテム
撮影:小野瀬わかな
「アレルバリア エッセンス B B L」には、ブルーライトカット効果もあるそうだ。
資生堂の研究によると、太陽光に含まれるブルーライトは肌に悪影響を与えるらしい。
※この研究では、パソコンやスマートフォンなどから発せられるブルーライトのことではなく、強度が高い太陽光中のブルーライトのことを指す
花粉に、大気汚染物質に、太陽光中の紫外線とブルーライト……。肌のために気にかけなければならないものがたくさんある中、それらをまるっとカバーしてくれて、さらには肌の赤みやくすみまで自然にカバーしてくれる。
例年、花粉シーズンはいつも肌がピリピリと刺激を感じてしまうのだが、2023年は今のところ痛みも肌荒れもない。もしかしたら本品のバリア効果によるものなのかもしれない。
さまざまな効果が1本につまった時短コスメは、ウェルビーイングの向上に大きく寄与してくれる。
肌のゆらぎが気になる花粉シーズン。忙しい朝はこれで乗り切りたいと思っている。
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