セールスフォース、過去最高の利益率達成でもボーナス3割カット「つらすぎる」社内Slackで経営批判相次ぐ

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米ニューヨークのセールスフォース(Salesforce)オフィス前。2022会計年度の好業績を発表したばかりの同社で、従業員から強い不満の声が聞かれる。

REUTERS/Brendan McDermid

Insiderが独自に確認したメールやメッセージによれば、セールスフォース(Salesforce)が年次ボーナスの30%削減を決定したことについて、利幅が大幅改善、株価も大幅上昇している現状に合致していないと批判の声が上がっている。

セールスフォースは3月1日に2022会計年度通期の業績を発表。調整後営業利益率が「過去最高」の22.5%を記録し、さらに来期は27%を目指すことを明らかにした。

ところがその直後の3月3日、そうした収益性の改善もおよばず、2022会計年度については社内で事前設定した業績目標に到達しなかったとして、「慰労」の意味を含む年次ボーナスを30%削減すると、同社経営陣は従業員向けに通知した。

エイミー・ウィーバー最高財務責任者(CFO)とブレント・ハイダー最高人事責任者(CPO)は、Insiderが確認した従業員向けメールにこう記している。

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