テスラのデザイナー、フランツ・フォン・ホルツハウゼンがツイッターでサイバートラックの最新プロトタイプを紹介した。
- テスラのサイバートラックの最新画像で、ユニークなワイパーが明らかになった。
- ワイパーは窓の一部を汚れたままにしていることが画像からもわかる。
- イーロン・マスクは過去に、大きなウインドウのクリーニングに「簡単な解決策はない」と述べている。
テスラ(Teslsa)のデザイン部門のトップであるフランツ・フォン・ホルツハウゼン(Franz von Holzhausen)は先日、サイバートラックのプロトタイプの写真を共有したが、そのフロントガラスのワイパーにはまだ問題があるようだ。
拡大した写真によると、この電気自動車のフロントにある1本のみのワイパーは、フロントガラスの多くのエリアを拭ききれていないようだ。
サイバートラックのフロントガラス部分を拡大してみた。
先日行われたテスラの投資家デーで、サイバートラックの試作品が展示された。それ以来、U字型のハンドルと巨大なワイパー、巨大な「フランク」などが強調されたサイバートラックの新しい画像がSNSに登場した。
テスラで最大かもしれないワイパーが、このトラックにはつけられている。大半の車のワイパーとは異なり、使用しないときはAピラー上に据え置かれるようだ。
サイバートラックはまだ開発中のため、このワイパーが実際の車に付いているかどうかは不明だ。テスラの広報は、Insiderが求めたコメントに対して回答していない。
また、2022年にリークされたビデオでも、同様のワイパーの設計を示しているように見えた。
Cybertruck Owners Club
イーロン・マスク(Elon Musk)は過去に、車の大きなフロントガラスのワイパーについて「簡単な解決策はない」と発言していた。
「ボンネットに収納できるワイパーが理想だが、複雑になる」とマスクは2021年のツイートで述べている。
サイバートラックの初期のデザイン(2019年)にはワイパーはなかった。Foxニュースによると、テスラは2022年に伸び縮みする折り畳み式の小型ワイパーの実験を行ったようだ。
連邦自動車運輸安全局(FMCSA)はワイパーの設計基準を設けていないが、運転席前の窓ガラスの汚れをきれいにできる装置は必要だ。
初期のデザインにはサイドミラーもなかったが、規制のため、テスラは改善する必要に迫られた。
マスクはサイバートラックのスケジュールを少なくとも3回変更した。2022年は、ある情報筋がロイターに、遅れはデザインの変更によるものだと話した。
マスクは先日の投資家デーで、2023年に納品されると述べた。これは、当初の予定から約2年遅れとなる。