働き過ぎは伝染する… 燃え尽きることなく、ワーカホリックな同僚と一緒に働くための3つのヒント

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Malte Mueller/Getty Images

  • 企業の管理職を指導するコーチで作家のメロディー・ワイルディング(Melody Wilding)氏によると、オーバーワーク(働き過ぎ)は伝染する。
  • 同僚にワーカホリック(仕事中毒)がいると、人は同じように働き続けるのは無理だと感じることもある。
  • 自分まで仕事中毒になることなく、ワーカホリックな同僚と一緒に働くための3つのヒントを紹介しよう。

ワーカホリック(仕事中毒)な人々には、常に"臨戦態勢"に見える不思議な力がある。

メッセージに即レスしたり、"やることリスト"をあっという間に片づけたり、休暇中でも仕事をしていたり… ワーカホリックな同僚は全く休んでいないように見える。こういう同僚と一緒に働いていると、周囲の人間は同じように働き続けるのは無理だと感じることもある。

レイオフや景気後退の脅威が迫る中、自分も仕事を失うのではないかと恐れている人たちもいる。こうした不安は"オーバーワーク(働き過ぎ)"につながりやすく、オーバーワークは伝染すると、企業の管理職を指導するコーチで作家のメロディー・ワイルディング氏はInsiderに語った。

「他人の行動は伝染するんです。オーバーワークは全ての人に影響します」とワイルディング氏は話している。

ただ、仕事熱心な業績優秀者とワーカホリックは分けて考えることも大切だ。ワイルディング氏によると、ワーカホリックな人間というのは、仕事が楽しかったり、成果を上げるために一生懸命働いているのではなく、「仕事中毒で自分を仕事から引き離せない人」のことだという。

こういう同僚に出会ってしまった場合、周囲の人々には自分を守るためにできることがいくつかあるとワイルディング氏は話している。

個人攻撃と受け取らない

ワーカホリックな同僚の行動を個人攻撃と受け取らず、合理的に考えることが重要だとワイルディング氏は言う。

ワーカホリックな同僚は意図的にあなたに恥をかかせようとしていると考えてしまいがちだが、その可能性は低いと同氏は指摘する。

「何が彼らの動機になっているかは分かりません。恐怖かもしれないし、私生活で何かあるのかもしれないし、偏見や差別に合っていて、もっと仕事を頑張らなければ、自分を捧げなければと感じているからかもしれません」

相手の行動の理由を理解しようとすることで、相手に共感したり、相手の行動にあまり腹を立てずに済むとワイルディング氏は話している。

彼らの行動を真似しようとしない

ワーカホリックな同僚と同じくらいオーバーワークしようとするのは、生産的でないとワイルディング氏は言う。働きまくることが常により良い成果につながるとは限らないし、ワーカホリックは仕事の進捗を遅くすることもあると同氏は指摘する。

「働き過ぎは誰にとっても、不必要な仕事を増やしかねません」とワイルディング氏は話している。

「仕事中毒な人は結果や効率、パフォーマンスを重視していないため、仕事をやり直さなければならないこともあります。彼らはあまりに執着していて、手放すことができないのです」

こうした同僚とは一線を引くことも大切だ。相手に対して、あなたはいつどのくらいの頻度でメールをチェックするつもりでいるか伝え、あなたの勤務時間をはっきりさせておくようワイルディング氏はアドバイスしている。

「ワーカホリックな同僚に対して、こうした見込みを示すことはとても重要なことです。彼らに合わせて働き続けなくてはというプレッシャーを感じずに済むからです」

「相手がどの会議にもいるからといって、同調圧力に屈しないでください」

自分にとって大切なことを見極める

ワーカホリックな同僚と同じペースで働き続けようとするのは不毛だと、ワイルディング氏は話している。

「あなたはあなたのレースを走りましょう。自分の成功にとって差し迫った、重要なことを優先するのです」

同氏はそれぞれの従業員にとって何が重要か見極め、会社のニーズや優先事項に対応するようアドバイスしている。経済状況が悪い時は特に、だ。

「上司とコミュニケーションを取ったり、自分にとっての成功がどんなものか見極めるために努力する方が圧倒的に良いです。ワーカホリックな人はそれが理解できないかもしれません。彼らは仕事のための仕事をしているだけなのかもしれません」とワイルディング氏は話している。

「自分のことに集中して、そのニーズに合わせるようにしましょう」

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