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OpenAIがGPT-4を発表…精度が向上、米司法試験で上位10%に

サム・アルトマン

OpenAIのサム・アルトマンCEO。

Brian Ach/Getty Images for TechCrunch

  • マイクロソフト幹部が近くOpenAIの新モデルがリリースされると明かした翌週に、OpenAIのアルトマンCEOは待望のGPT-4モデルを発表した。
  • 彼は「まだ欠陥があり、まだ限界がある」としながらも、「司法試験に合格し、いくつかのAP試験で5点を取ることができる」と述べている。
  • OpenAIは「多くの実世界のシナリオにおいて、人間よりも能力が低い」ことに変わりはないと述べている。

マイクロソフト(Microsoft)ドイツのCTO、アンドレアス・ブラウン(Andreas Braun)が3月9日に行われたAIイベントで、GPT-4はテキストを動画に変換できるようアップグレードされると述べたとドイツのハイゼ(Heise)が報じている

マイクロソフトはOpenAIに100億ドル(約1兆3500億円)以上を投資している

「我々は近くGPT-4を発表する。マルチモーダル・モデルが登場し、これまでとはまったく異なる可能性を提供する —— 例えば、動画だ」とブラウンが述べたとハイゼは報じている。

メタ(Meta)グーグル(Google)のAIにはすでに、テキストを動画にする機能が導入されているが、これは大人気のChatGPTにとって一歩前進となる。ChatGPTは現状、言語によるアウトプットに限られているからだ。 

マイクロソフトにとってOpenAIは、自社の検索エンジンBingのチャットボットの動力源として、重要なパートナーになっている。両社によると、Bingには現行のChatGPTと同じGPT-3.5モデルが使用されているとのことだが、ニューヨーク・タイムズは、BingがすでにGPT-4を使っている「可能性は極めて高い」と報じている

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