シリコンバレー銀行、新CEO体制下で営業再開も「給与5割増し」の案は撤回。従業員に送られたメール全文

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3月10日、シリコンバレー銀行破綻のニュースは世界に衝撃を走らせた。

Justin Sullivan/Getty Images

3月10日に破綻したシリコンバレー銀行(Silicon Valley Bank、以下SVB)は、新経営陣の下でブリッジバンク(経営破綻した金融機関の融資・預金業務を一定期間続けるための受け皿銀行)として営業を再開するにあたり、従業員の雇用を45日間維持し、その間の給与を1.5倍に割り増しするという当初の提案を撤回した。Insiderが入手した内部メモにより明らかになった。

このメモは、同行と新CEOのティム・マヨプロス(Tim Mayopoulos)がSVBの「再建および資本調達」ならびに「事業の成長」を目標として掲げていることを引用しながら、体制移行後もなお連邦政府の管理下にあるSVBの従業員は「継続雇用」されるとしている。

「当行の営業が再開された以上、従業員の給与額も通常に戻ります。従業員には引き続き、当行の医療・福利厚生が提供されます」

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