無印の「大定番」ファイルボックスに待望の新色が登場。ダークグレーには理由があった

新年度に向けて、自宅やオフィスの整理整頓をしたいと考えている人も多いだろう。そんな時に役立つのが、無印良品のポリプロピレンファイルボックスだ。

特徴は、何と言ってもシンプルで無駄のないデザイン。デスク周りだけでなく、家の中やオフィスなどさまざまな場所で活用できる。

そんな収納の「大定番」ともいえるポリプロピレンファイルボックスに、同価格で新色のダークグレーが登場した。しかもリサイクル素材だと言う。

新色・ダークグレーのファイルボックス

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左:無印良品「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・A4用・ダークグレー 」 税込590円/右:「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド・A4用ダークグレー」税込790円。

撮影:美里茉奈

ファイルボックスの新色は、黒に近いダークグレー。サイズ展開は2タイプで、幅10センチのものと幅15センチのもの。どちらもA4サイズが入る。

書類や雑誌はもちろん、食品やフライパンなどの調理器具、掃除グッズやバッグなど……いろいろな場所で活用できる、万能なサイズだ。

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私は「保存すべきかどうか迷う」書類やパンフなどを一時的に入れている。一杯になったら見返して保存するか捨てるかを判断している。

撮影:美里茉奈

ホワイトグレーとの相性は?

無印良品のファイルボックスといえば、ホワイトグレーが長らくの定番カラー。すでに持っているという人も多いだろう。私もその一人。

2つを並べたときのバランスが気になったので、試しに両カラーを並べてみた。

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撮影:美里茉奈

個人的にはホワイトグレー一色よりも、ダークな色味がある方が、引き締まる感じがして気に入っている。

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撮影:美里茉奈

2つを横に並べてみると、ぴったりとそろう。ぱっと見は黒と白だが、ダークグレーとホワイトグレーという色味なので、そこまでキツイ組み合わせに感じず生活に馴染むのは、さすが無印デザインだと思った。

これからの収納コーディネイトに新たなインスピレーションを与えてくれそうだ。

買う前に知っておきたいこと

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撮影:美里茉奈

シックなカラーリングが魅力のダークグレーの難点。それは、ホコリが目立ちやすいことだ。

逆に考えれば、ホワイトグレーも同じくらいホコリが付いているのが、単に見えなかっただけなのだが……マメに掃除するようになると考えれば良いのかもしれない。

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撮影:美里茉奈

また、ダークグレーは、今のところ一番スタンダードな形の2種類のみ。

もし他のタイプがほしい場合は今後の展開を待つしかない。個人的には、ななめにカットされた「スタンドファイルボックス」(上の写真右端)の発売を心待ちにしている。

「ダークグレー」には理由があった

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撮影:美里茉奈

実はこの「ポリプロピレンファイルボックス・ダークグレー」、黒い色はただインテリアのバリエーションのためだけではない。

このファイルボックスは、資源循環型のものづくりに向けた取り組みとして再生ポリプロピレンを使用している。無印良品によると、再生材を入れると黒点が入ることから、黒に近いダークグレーの色にしたという。

また無印良品では、使い終わった商品の一部を店舗で回収し、それらを原料・リサイクル商品として活用することで、プラスチックの資源循環を推進している。

再生素材使用であっても、見た目も素材感も損なうことなく、むしろ「あえて買いたい」魅力ある商品を打ち出してきた無印良品。今後も店舗をマメにチェックしたいと思う。

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