アジアで最も「出張費」が高い都市は? 東京はシンガポールに抜かれ3位に。滞在費の差は…

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出張費用の高いアジアの都市トップテン。日本はアジアでは3位、世界では37位。

出典:eca internashonal

ECA Internationalが「出張費用の高いアジアの国トップテン」を発表した。

1位香港、2位シンガポール、3位東京という結果になっている。

調査によると、香港は2019 年以来最も多くのビジネス旅行者を受け入れると予想されるとしており、アジアでは最も出張費用の高い場所であり続けている。香港への平均出張費用は、1日あたり全体で520ドル(約6万7000円)。これは、2021年の合計から4ドルのわずかな減少だ。新型コロナウイルスのパンデミックの影響はさほど受けなかったようだ。

東京は2021年から1つ順位を落とし、アジアで3番目となった。ECA Internationalによれば、「ビジネス旅行者の1日の費用は現地通貨ベースで増加したが、米ドルに対する円安によってランキングが低下した」とする。

円安も手伝って、いまや日本は「物価が安い国」と認識されていることは疑いようはないが、注目すべきは世界の都市のなかでどの程度の位置にいるか、だ。

東京は、グローバルランキングだと37位で、アジアトップの香港は16位。滞在費=国力ではないとはいえ、もはや相当に「差」があることが改めて確認できる。

世界で最も出張費用が高いのはアメリカ。特にニューヨーク

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世界で出張費用の高い都市トップテン。

出典:eca internashonal

なお世界で最も出張費用が高いのは「ニューヨーク」だ。出張の平均費用は796ドル(約10万3000円)。アメリカは他にも3都市がランクインし、世界で出張費が最も高い10都市のうち4都市を占めている。

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