社内恋愛が多いほど良い会社。出会いが増えるほどイノベーションが起こりやすくなる納得の理由

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PhotoAlto/Frederic Cirou/Getty Images

今週も、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生が経営理論を思考の軸にしてイシューを語ります。参考にするのは先生の著書『世界標準の経営理論』。ただし、本連載はこの本がなくても平易に読み通せます。

国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、職場や仕事を通じて結婚相手を見つけた人の割合はコロナ禍をきっかけに大きく減少しました。しかし入山先生は仮説として、「いい会社ほど社内恋愛の数も多いのでは」と考えているそうです。社内恋愛と業績の間にはいったいどんな関係が?

【音声版フルバージョン】(再生時間:20分31秒)※クリックすると音声が流れます

強い会社ほど社内恋愛が多い

こんにちは、入山文章栄です。

最近、社内恋愛や社内結婚の話をあまり聞かなくなった気がしませんか。「付き合っていることが周囲にバレたら面倒」とか「仕事とプライベートは分けたい」という人が増えたのかもしれません。

しかし実は社内恋愛・社内結婚が多い会社は、業績のいい、強い会社であることも多い、というのが僕の感覚です。


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