撮影:シラクマ
2カ月に一度、思い出したように取り替えているアイテムがある。
これを使うようになってから、物持ちが良いアイテムの心地よさについて、以前よりも考えるようになった。
繰り返し使えるキッチンスポンジ
ダイニチ・コーポレーション「サンサンスポンジ4個セット」 1489円(税込)
撮影:シラクマ
「サンサンスポンジ」は、特殊高級ポリウレタン素材が使われている丈夫なキッチンスポンジ。
長らくキッチンスポンジの正解が分からず色々なメーカーのものを試していたが、数年前に一度コレを使って以来、わが家では手放せない愛用品となっている。
撮影:シラクマ
購入時にはこのように圧縮された状態で梱包されているため、まとめ買いをしてもスペースを取らない。
パッケージから出すと20分くらいで膨らむが、急ぎの場合は水に濡らすのがおすすめだ。
弾力も泡立ちも長持ちしてくれる
使用して2カ月経ったスポンジ
撮影:シラクマ
サンサンスポンジの魅力は、なんと言ってもその丈夫さにある。一般的なスポンジだと2週間〜1カ月ほどでスポンジのヘタリが出始めて、泡立ちも弱くなる。
それがこのスポンジだと、2カ月使っても全くヘタリを感じないのだ。新品のサンサンスポンジには、握るとぐぎゅっとした弾力があるのだが、毎日しっかりと使った後でもその弾力はまるで変わっていない。
撮影:シラクマ
洗い物で気になるのが食器洗剤の泡立ちだが、こちらも素晴らしい。
撮影:シラクマ
スポンジの目が粗いため、ふわふわきめ細やかな泡にはならないが、その分しっかりと泡立つし、洗い流しやすい。
そして何よりも、その泡立ちがいつまでも変わらない。
撮影:シラクマ
どちらかというとハードな肌触りで、初めの頃はガラス製品に傷を付けないか心配だったが、そこも問題なく使えている。
むしろ、スポンジだけで汚れをしっかり落としてくれるので、頑固な焦げ付き以外でたわしの出番がなくなったくらいだ。
良い意味でも悪い意味でも気になるポイント2つ
撮影:シラクマ
使っていて気になるポイントは2つ。
まずは、スポンジの目が粗めだから、ごく稀に細かい食材がスポンジに入ってしまうことがあるということ。
ただ、同じ理由で流すのも簡単なので、気付いたときにいつもより念入りにスポンジを洗えばすぐに取り出せる。
わが家では1つのスポンジを半分に切って使用している
撮影:シラクマ
そしてもう一つ、個人的に最も気になるのが、丈夫すぎて替えるタイミングが分からないということだ。
衛生面も考えて2カ月に一度のペースで切り替えるようにしているが、正直まだまだ全然使える。
撮影:シラクマ
キッチンから退場したあとは、消毒などをした上で家中の掃除に使っているが、次のスポンジが来るタイミング(つまり使い始めてから4カ月後)でもまだ使えそうな雰囲気がある。
物持ちの良いアイテムを使うと、「意識して捨てる」という習慣が生まれるのだなということを初めて知った。
撮影:シラクマ
丈夫なスポンジは日々の家事ストレスを軽減してくれるのはもちろん、スポンジの過剰な買い替えや、食器洗剤の使いすぎを抑制してくれる。
新生活のタイミングで、スポンジから生活を変えてみるのもいいかもしれない。