ロレックスを象徴する「コスモグラフ デイトナ」は今年で誕生から60周年を迎える。
Rolex
- ロレックス(Rolex)は、特別仕様の「コスモグラフ デイトナ」を含む、2023年の新たなデザイン9種を発表した。
- スイスの象徴的な時計ブランドは、7つの主力ラインで新たな色、素材、ムーブメントを取り入れた。
- さらに、同社が誕生した年を名前に取り入れた「1908」のまったく新しいモデルも発表された。
ロレックスの中で最も愛されている「コスモグラフ デイトナ」が、誕生から60周年を記念して刷新されることになった
Rolex
Source: Rolex
この新ラインに搭載されるのは、ロレックスが2023年に発表した新型ムーブメント、キャリバー4131だ
Rolex
「完璧なものを改良するのは難しい。だからこそ、これは驚くようなことではない」とBob's Watchesのポール・アルティエリ(Paul Altieri)CEOはInsiderに語っている。「スチールで縁取られたベゼルが気に入っている」
Rolex
Source: Bob's Watches
価格についてはまだ発表されていないが、今回と同様にケースやブレスレットがプラチナ製で、アイスブルーの文字盤が採用された50周年記念モデルは、小売店でなんと7万7000ドル、流通市場では12万1000ドルで取り引きされた
Rolex
Source: WatchCharts
今年、ロレックスは「GMTマスターII」に2つの新バージョンを投入する
Rolex
Source: Rolex
ひとつは、18Kイエローゴールドがふんだんに用いられている
Rolex
Source: Rolex
もうひとつは「ロレゾール」と呼ばれるモデルで、ロレックス独自のオイスタースティール合金とイエローゴールドが組み合わされている
Rolex
Source: Rolex
「エクスプローラー」は、サイズが再び40mmになった
Rolex
Source: Rolex
「39mmだったのが36mmになり、今度は40mmになった」とアルティエリは言う
Rolex
Source: Bob's Watches
エベレストへの初登頂が達成された記念として1953年に発売されたこのモデルは、白と黒の文字盤が採用され、ほぼすべての状況下で視認できるように設計されている
Rolex
Source: Rolex
地中海沿岸にインスパイアされた「デイデイト36」の今年のモデルには、3つのバージョンがある。文字盤に煌びやかなグリーンアベンチュリンを採用したもの…
Rolex
Source: Rolex
…オレンジ色のカーネリアンストーンを採用したもの…
Rolex
Source: Rolex
…そして、自然な模様が入ったターコイズを採用したものだ
Rolex
Source: Rolex
「スカイドゥエラー」はもともとパイロットウォッチとして設計されたもので、2つのタイムゾーンを備えている
Rolex
Source: Insider
新ムーブメント、キャリバー9002を搭載し、月末の30日と31日を自動判別するアニュアルカレンダーを備えている
Rolex
第1の時間帯は従来の針で表示され、オフセンターに配置された小さなディスクは第2の時間帯を24時間で表示する
Rolex
「デイデイト36」には、ジグソーパズルにインスパイアされたカラフルな文字盤のバリエーションもある。ロレックスによると、各色のパズルのピースは人生のさまざまな「重要な瞬間」を表しているという
Rolex
Source: Rolex
12時を迎えると、文字盤上部の円弧状の窓に、「Happy」「Eternity」「Gratitude」「Peace」「Faith」「Love」「Hope」といったインスピレーションを与える言葉が表示される
Rolex
Source: Rolex
3時の位置には、月の日付の代わりに31種類の絵文字の中からひとつが表示される
Rolex
Source: Rolex
今年の「オイスター パーペチュアル」は、キャンディーピンク、イエロー、コーラルレッド、グリーン、ターコイズブルーのバブルを黒のラインで縁取った「セレブレーション」という新しいモチーフが採用されている
Rolex
Source: Rolex
「楽しい時計だ。予約しても手に入れるまでに25年かかるかもしれない」とアルティエリは述べた
Rolex
Source: Bob's Watches
新しくなった「パーペチュアル 1908」は、同コレクションの最初のモデルで、ハンス・ウィルスドルフ(Hans Wilsdorf)によって「ロレックス」が誕生した年にちなんだ名を冠している
Rolex
エレガントでシンプルなデザイン、ベルトはレザーが用いられている。文字盤は3時、9時、12時がアラビア数字で表示され、6時の位置に秒のサブダイヤルが配置されている
Rolex
分針は「両刃の剣」型で、時針には小さな円がついている
Rolex
「『ヨットマスター42』は本当にすばらしい。すごい!」とアルティエリは感想を述べている。「なめらかなモノクロ、そして軽い」
Rolex
Source: Bob's Watches
この「ヨットマスター」には、表面に細かな傷を入れたサテン仕上げのチタンが初めて採用された
Rolex
Source: Rolex
ロレックスによると、チタンは強度が高いため加工が難しく、新たな製造技術を導入する必要があったという
Rolex
ロレックスの新作時計に対する需要は依然として供給を上回っており、数年待ちの状態であるため、これらの新しいデザインの時計を店頭で購入することは、おそらくできないだろう
Rolex