「プロンプト・エンジニア」は年収4000万円超も可能…必ずしもテック系の学位が必要ではない

「プロンプト・エンジニア」は、チャットボットの回答をテストし改善するのが仕事だ。

「プロンプト・エンジニア」は、チャットボットの回答をテストして改善するのが仕事だ。

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  • ChatGPTのような生成AIツールの普及に伴い「プロンプト・エンジニア」という仕事のニーズが高まっている。
  • 「プロンプト・エンジニア」は、AIチャットボットを訓練して、よりよい回答ができるようにする。
  • この仕事は、33万5000ドルもの年収が得られることもあり、その上、必ずしもテック系の学位が必要ではない。

給与が高いことで知られるテック業界に新たな仕事が加わった。しかもこの仕事にはSTEMの学位が求められているわけではない。

ChatGPTのような生成AIツールの普及に伴い「プロンプト・エンジニア」という仕事のニーズが高まっている。これは、AIチャットボットへの質問文(プロンプト)を作成し、その回答をテストして改善する仕事のことだ。中には年収33万5000ドル(約4500万円)と高給で、テック系の学位が必要ないポジションもある。

ブルームバーグが報じたところによると、AIの安全性と研究を行うAnthropicは現在「プロンプト・エンジニア兼ライブラリアン(文献管理責任者)」を募集しており、給与は17万5000ドル(約2300万円)から33万5000ドルを提示している。

同社の採用ページによると、このポジションは「さまざまなタスクを達成するための高品質なプロンプトまたはプロンプトチェーンのライブラリーを構築し、そこからユーザーがニーズに合ったものを検索できるような簡単なガイドをつけること」や「プロンプト・エンジニアの技術を顧客に教えるチュートリアルやインタラクティブツール一式を構築すること」が求められている。

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