格安スーパー大手トライアルが上場延期。「金融機関の破綻を契機とした混乱」などが背景

trial

Busines Insider Japan

小売りDXのテクノロジー開発を特徴とする、低価格スーパー大手トライアルを運営するトライアルHDが上場延期を発表した。

当初の予定では4月12日に東証グロース市場への上場を予定していたが、4月3日に開催した取締役会で上場延期を決議した。

プレスリリースによると、上場延期の理由として、「昨今の金融機関の破綻等を契機とした混乱が続く中、株式市場に関する動向等を総合的に勘案」したと説明している。

有価証券報告書によると、第8期にあたる2022年6月期の売上高は5976億円。当期純利益は71億円。従業員数5629人(2022年6月期時点)。

来たる2023年6月期の業績予想は、売上高6658億円、純利益80億円を見込んでいる。

トライアルHDは、再上場の時期について「今後の株式市場の動向等を見極めた上で、総合的に判断する」としている。

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み