撮影:美里茉奈
4月に入り、環境が変わった人も多いだろう。環境が変わるのは、良くも悪くもストレスになる。自分で解決できるプチストレスは、早めに対処しておきたいものだ。
私は、集合住宅のシャワーの水圧が弱いことにストレスを感じていたが、シャワーヘッドを手に入れたことで劇的に変わった。
「弱い水圧問題」を3000円以内で解決してくれるシャワーヘッド
左はもとのシャワーヘッド。右が購入した、タカギ「メタリック キモチイイシャワピタWT」税込2728円(公式オンライン販売価格)。
仕事を終えた後のバスタイムは、くつろぎのひと時……のはず。
だが、シャワーの水圧が弱いと、泡も汚れも落とすのに時間がかかる。酷い時は給湯がストップして、お湯が水になってしまうこともあった。
当時の私は「そういう仕様」だと我慢していたのだが、そんな時に見つけたのがタカギのシャワーヘッド「キモチイイシャワピタWT」だった。
3000円を切るお手頃価格だったので、「とりあえず試してみよう」と思い購入した。
工具なしで取り付けできる
撮影:美里茉奈
取り付けは、ホースとシャワーヘッドを回して取り外し付け替えるだけで、工具なしで簡単にできる。一部の仕様 ※ を除けば、ほとんどのメーカーのホースに直接取り付けができるという。
※メーカーサイトによると、デッキ2ハンドルシャワー混合栓、バランス窯、樹脂製のシャワーエルボなどは取り付け不可。
水を流すと……水圧が強くなった!
撮影:美里茉奈
シャワーヘッドを交換してみて感じたのは「確かに勢いが良い」ということ。出し続ける際に水圧が強くなったり弱くなったりしていた水圧の差を感じることもなくなった。
もとのシャワーヘッド(写真左)と並べてみると、水流が勢いよく出ているとともに、細く広がっているのが分かる。
撮影:美里茉奈
水の勢いをしっかり確保しつつ、満足感のあるまろやかな当たり心地なのも嬉しいポイントだ。
カートリッジを付ければ浄水機能も
さらに、別売りの塩素除去カートリッジ(2個で税込2728円)をセットすれば、浄水シャワーとして利用も可能だ。つけなくても使えるが、私は肌や髪のためと思って使用している。
撮影:美里茉奈
カートリッジの交換目安は2カ月に1度(1日8分、約64リットル利用した場合)。交換はやや面倒ではあるが、取り外す際に普段手が行き届かないような細かい目詰まりなどを掃除するようにしている。
また、「お風呂掃除の時は原水が使えるといいのに」と思っていたら、私が購入した後に浄水と原水の切り替えができるタイプのシャワーヘッドも発売されていた。
水道代で大きな割合を占めるシャワー、毎日の節水にも
タカギによると、このシャワーヘッドは約0.3ミリメートルの極細穴を234個配置することで、少ない水量でも水圧をアップすることができる。
一般的なシャワーと比べても約34%の節水効果があるとのことで、節水や光熱費の節約にもつながる。
手元の止水ボタンを押せば、シャワーが止まる。 こまめに止めることで無駄なお湯を使わなくする他、 シャワー後にヘッドから水がポタポタ落ちるのを防止するのにも役立っている。
撮影:美里茉奈
最近は高機能なものから低価格帯のものまで、さまざまなシャワーヘッドが発売されているが「まずは最初の一つ」「家にあるものとは違ったシャワーヘッドを試してみたい」を考えている方におすすめしたい。