ロート製薬と亀田製菓が作った、食後の中性脂肪の上昇を抑える「柿の種」

晩酌のおつまみにも、仕事中のおやつにも良さそう。

機能性表示食品の柿の種

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亀田の柿の種 食後の中性脂肪が気になる方向け 税込149円

撮影:高橋真紀

亀田製菓がロート製薬とタッグを組んで作ったのは、食後の中性脂肪が気になる人に向けた柿の種。

そもそも中性脂肪とは、体内に含まれる脂肪の一種。体を動かすエネルギー源として大切だが、中性脂肪の数値が高くなると、心臓病や脳卒中などさまざまな病気の原因にもなりうる。

令和元年国民健康・栄養調査によると、血中中性脂肪値の基準値は30〜149ミリグラム/デシリットル。その数値を超え、150以上だった割合は全年代の平均で男性が約40%、女性が約25%にものぼった。

40代男性に限って見ると、2人に1人は血中中性脂肪が高いという結果だ。

中性脂肪の上昇を抑える成分を配合

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提供:ロート製薬

この柿の種の何が中性脂肪の上昇の抑制にはたらくのかというと、ロート製薬の子会社、エムジーファーマが開発した独自の成分「グロビンペプチド(メタップ )」によるものなのだとか。

ちなみに、メタップが発見されたのは、全くの偶然だったようだ。

さかのぼること30年以上前、エムジーファーマはブタを早く肥えさせる飼料添加物を開発するというプロジェクトを行なっていた。

ブタにある成分を摂取させたところ、太るどころか逆に太りにくくなったという。研究し、その成分がブタの血中中性脂肪の上昇を抑えていたことが原因だと判明。人が摂取しても安全な成分としてメタップが誕生したのだそう。

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一袋(57グラム)で260キロカロリー。味や食感は、通常のものとほぼ変わらなかった。

撮影:高橋真紀

なおこの柿の種の販売は、東京、千葉、神奈川、埼玉、新潟、福井、石川、富山にある一部のセブンイレブンでのみ実施中。

見つけた方はぜひ手に取ってみてほしい。


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