最初から採用する気がない「ゴーストジョブ」…応募して時間を浪費しないために知っておくべきこと

企業は採用する気がないのに求人票を掲載していることがある。

企業は採用する気がないのに求人票を掲載していることがある。

Shutterstock

  • 「ゴーストジョブ」とは、雇用主が求人票を掲載しているが、実際には積極的に募集していない職務のことを言う。
  • 雇用主はさまざまな理由でこれを掲載するが、応募者の時間を浪費し、企業の印象を悪くする可能性がある。
  • ここでは、このような求人情報を嗅ぎ分けるためのヒントを紹介する。

企業の採用プロセスで「ゴースト(連絡が絶たれた)」されたという話がある。求人に応募し、何度か面接を受けると、最後には雇用主が消えてしまうのだ。

最初から実際には存在しない仕事の場合はどうだろうか。いわゆる「ゴーストジョブ」とは、雇用主が積極的に募集しているように見せかけて、実際には募集していない職務のことを言う。

その求人がゴーストジョブなのかどうかを見分けるには、いくつかのサインに注意するといい。ひとつは求人広告が掲載されてからしばらく経っているかどうかということだ。

「数カ月前から求人票が掲載されている場合、まだそのポジションが埋まっていない、すでに埋まっているが履歴書を集めるためにそのまま掲載している、あるいは、単に取り下げるのを忘れているだけということを示している」と人事管理者で元リクルーターのジャッキー・クエバス(Jackie Cuevas)は言う。

リンクトイン(LinkedIn)やインディード(Indeed)などのサイトで求人票を見た場合、その求人が企業のサイトにも掲載されているかどうか確認しよう。すでに採用が終わっていても、求人サイトには求人票が掲載されたままになっていることがあるからだ。

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み