「土に還るラップ」にしたら、使い勝手も習慣も変えずにちょっと環境に優しくなれた

食品用ラップはなかなか減らせないゴミの一つだ。

繰り返し使えるラップもいくつか試してみたが、正直なところ手入れが面倒で続かなかった。

植物由来のラップ

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EARTH FRIENDLY 土に還るラップ 税込781円

撮影:かくれい

そんな中で出会ったのが、EARTH FRIENDRYの土に還るラップ。

普通のラップが石油などを原料としているのに対し、これはとうもろこしやジャガイモなどのデンプンから作られるポリ乳酸を原料としている。

食品に直接触れるラップが、植物由来の原料でできてるのは安心感がある。

いつものラップと同じように使える

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いつも通り使える

撮影:かくれい

今までのラップと変わらない使い勝手のまま、環境に優しくなれるのがこのアイテムの良さだ。

冷凍、冷蔵、電子レンジの全てで通常のラップ同様に使うことができる。

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食器にもピタッとくっつく

撮影:かくれい

定番メーカーのものではないラップを買った時にありがちな使いにくさも感じない。

薄すぎないのでラップがグチャグチャにくっついてしまうことなくスムーズに扱える。

くっつく力はほんの少し弱い気がするが、食品を保護してくれるのに十分な性能がある。

使いすぎを防げる切り取り線

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撮影:かくれい

普通のラップと違う部分は、30センチごとに切り取り線がついていること。

この30センチというサイズが、大きすぎず小さすぎず、いろんな場面でちょうどいい。

今まではついつい多めに巻き出して使いすぎてしまうことがあったが、この切り取り線のおかげで無駄遣いしなくなった。

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撮影:かくれい

切り取り線があるので箱には刃がない。

不注意で手を怪我することがないので、私のようなそそっかしい人はもちろん子どものいる家庭でも安心して使えると思う。

使い勝手そのままに、環境にも優しくなれる

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撮影:かくれい

そして使い終わった後は、名前の通り土に還る。

生ゴミと一緒にコンポストに放り込めば、180日ほどで100%生分解されるのだ。

また、通常通り燃えるゴミにしても環境に優しい。ポリ乳酸はCO2排出量が少なく有毒ガスも発生しないからだ。

原料自体も育てて収穫できる素材からできているから、これに変えるだけでサステナブルな暮らしにも一歩近づける。

使い捨てをやめられない分、使う物を変えることで少し環境に優しくなれるということを教えてくれたアイテムだった。

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