グローバルな取引のスピード化と安心を目指す。
提供:エニグモ、米国ヤマト運輸、ヤマト運輸
越境ECのマーケットに物流大手ヤマト運輸が「匿名配送」の提供を始めた。
世界各国の出品者からファッションアイテムを購入できるマーケットプレイス 「BUYMA」を運営するエニグモは、米国ヤマト運輸、ヤマト運輸と連携し、越境EC匿名配送サービス「BUYMA YAMATO」の提供を4月10日から開始したと発表した。
システム連携により手続きが効率化し、アメリカ・カナダから日本まで、従来5日以上かかっていたお届け日数が最短4日に短縮される。
アメリカ・カナダから日本向けの荷物を対象に開始し、今後韓国など他エリアからの荷物にも対象を拡大していく。
拡大する越境ECに対応
購入者情報も出品者情報もお互いに見えないようになる。
提供:エニグモ、米国ヤマト運輸、ヤマト運輸
背景には越境ECの拡大がある。BUYMAの会員数は910万人を突破し、取り扱いブランド数は1.6万を超えている。一方、ユーザーは取引相手に個人情報が伝わることに不安を感じることや、海外から配送される荷物は購入から受け取りまでの日数が長く、荷物が届く予定が分かりづらいなどの課題があった。
BUYMA YAMATOは送り状に出品者・購入者の氏名や住所を表示しないため、お互いの個人情報を相手に知られることなく取り引きができる。
また、「クロネコメンバーズ」会員であれば、日本到着後に荷物のお届け予定通知受信、受け取り場所・日時の指定・変更など、海外から配送された荷物も宅急便と同様のサービスが利用可能となる。