脱炭素とはなにか
この春はナチュラルカラーが主流。ペンダントライトはトレンドから外れる。
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- インテリアデザイナーがキッチンのトレンドにものとトレンドから外れるものをInsiderに教えてくれた。
- ナチュラルカラー、コーヒーステーション、スマートテクノロジーは人気が上昇している。
- 小型のペンダント照明やオール・グレーのキッチンはもうトレンドではない。
ウォールキャビネットからオープンシェルフに
オープンシェルフはキッチンキャビネットよりシックな印象を与える。
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アレクサンドラ・ノヴァ・デザイン（Aleksandra Nova Design）の創設者でプリンシパルデザイナーのアレクサンドラ・ノヴァ（Aleksandra Nova）は、今シーズンはウォールキャビネットに代わってオープンキッチンのシェルフがトレンド入りするとInsiderに話している。
｢ウォールキャビネットではなく、シェルフに置き換えて、キッチンの装飾に自由度を持たせるようにしている｣
オープンシェルフに料理本や美術品、オブジェなどを飾れば、より居心地の良い空間を演出できる。
ライトカラーやナチュラルカラーがトレンドに
自然な褐色や白は気持ちを落ち着かせる。
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イノベータス・デザイン（Innovatus Design）のプリンシパルデザイナー、ヘザー・マストランジェリ（Heather Mastrangeli）は、この春はライトでナチュラルな色がキッチンで主流になるだろうと言う。
｢人々はここ数年の混乱から逃れるための安息の場所を求めていて、家を新しくする際には、ナチュラルなアースカラーが前面に出て来ている｣と彼女はInsiderに語っている。
マストランジェリによると、クリームやトープ（茶色がかった灰色のような色）のキャビネットと天然木の組み合わせがトレンドのトップになっているという。
見た目のいいコーヒーステーションが人気
独立したコーヒーステーションは、メインカウンターのスペースを確保する。
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受賞歴のあるインテリアデザイナー、デブ・デイリー（Debbe Daley）は、キッチンでは今後も独立したコーヒーステーションが人気を得るだろうとInsiderに語った。
｢コーヒーメーカーやエスプレッソマシンのための場所を作るトレンドはすぐ消えない｣とデイリーは言う。｢コーヒーステーションは、下部にコーヒーやお茶を保管するためのキャビネットがあるものになるだろう｣
キャビネット下の製氷機の人気が高くなっている
キャビネット下の製氷機はこの春のトレンド。
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ここ数年、冷蔵庫の製氷機をキャビネットに組み込む形の物に変える家も増え、この傾向は今後も続くとデイリーは考えている。
この製氷機のユニットはパネル対応タイプなので、キッチンキャビネットやスタイルになじみやすい。
スマートテクノロジーの大転換期
スマートテクノロジーは、家電をコントロールする新たな手段。
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デコリラ（Decorilla）のリード・インテリアデザイナー、デヴィン・シェイファー（Devin Shaffer）は、スマート家電やコネクテッド・ホーム（従来のホームオートメーションにIoT技術を取り入れて、家電や防犯設備、各種モバイル端末などを常時コンピューターネットワークで接続した住宅）などのエコシステムをキッチンに設置する傾向は続くだろうとInsiderに語った。
｢例えば、スマート冷蔵庫は食料品が不足していることを通知して食材に応じたレシピを提案し、一方スマートオーブンは料理に適した温度に予熱してくれる｣とシェイファーは話している。
ブルーとホワイトのキャビネットの組み合わせはトレンドから外れている
ブルーとホワイトのキャビネットは、以前のようにいい組み合わせだとは言えない。
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ツートンカラーのキッチンは何年も前からトレンドになっていたが、マストランジェリによると、ブルーとホワイトのキャビネットの組み合わせはもう古いという。
｢このトレンドは、ここ2、3年、トレンドを牽引していたが、その大胆な色合わせは、人々が家に求めるもの、すなわち、静寂や清潔感と真っ向から対立するものだ｣
その代わりに、今後はすべてがブルーやすべてがホワイトのキャビネットが人気を集めると予測している。
アイランドキッチンの小型のペンダント照明はフェードアウトしている
ペンダント照明は、時代遅れな印象を与える。
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デイリーによると、キッチンアイランドの上の小型のペンダント照明はトレンドから外れていき、今後は存在感のあるアイテムに代わっていくという。
｢アイランドキッチンで非常にインパクトを与える大型のペンダントライトは、空間の中で主張するので、より目に留まる｣とデイリーはInsiderに語っている。
クールなトーンのホワイトやグレーのキッチンの人気は下がっている
人は家に、白やグレーよりも心地いい色を求める。
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白やグレーのニュートラルトーンは、かつてミニマルなキッチンにおいて人気の色だったが、これらの色を選択する人は少なくなっているとリストン・デザイン・ビルド（Liston Design Build）のデザインディレクター、アンドレア・リストン・ジョーンズ（Andrea Liston-Jones）は話している。
｢この春は、ナチュラルでソフトな印象のポップカラーを取り入れて、新しい季節を迎えるためキッチンをフレッシュで魅力的な空間に変えてみるのがおすすめ｣と彼女は提案している
インダストリアルスタイルは過去のものに
インダストリアルスタイルから、土や陶器を使うナチュラルスタイルに。
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シェイファーによると、レンガやコンクリートの壁をむき出しにしたインダストリアルスタイルのキッチンは、今シーズンのトレンドから外れていくという。
｢この春は、よりソフトでオーガニックなスタイルにシフトしていくだろう｣とシェイファーは言う。
｢インダストリアルスタイルで使われる冷たく硬い素材の代わりに、再生木材や籐、手作りの陶器などの自然な素材が使われるようになり、より居心地のいい雰囲気のものとなるだろう｣
キッチンには多くの粘土や磁器の作品が置かれるようになり、職人たちは基本的なインテリア以外の場面で活躍する場が増えていくだろう。
