セールスフォース、週10時間を超える時間外労働取り締まりを強化。“社員は家族“のカルチャーは「風前の灯火」

マーク・ベニオフ

セールスフォースのマーク・ベニオフCEO。

NICHOLAS KAMM/AFP via Getty Images

セールスフォース(Salesforce)は社員に対し、シニアマネジャーが時間外労働を厳しくチェックして、日常的に時間外労働をしている社員がいれば注意するよう伝達する模様だ。Insiderが確認した内部文書から明らかになった。

今月、一部のセールス部門社員に周知されたこの文書によると、週3時間以上の時間外労働を行う予定のある社員は、事前にマネジャーの許可を得る必要があるとしている。

また、社員は時間外労働をする可能性について毎週マネジャーと話し合うようにとも記している。 時間外労働をした社員は、他の社員とマネジャーが「記録を追跡し傾向を把握」できるように、時間外労働が必要だった理由を説明した文章と週ごとのタイムシートを提出するよう促されている。

さらに、週10時間以上の時間外労働を継続して行っている社員に対しては、「仕事量を評価し、繰り返される時間外労働に対処する」ためにシニアマネジャーが直接注意を与えるという。

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