撮影:苫米地結子
一歳の息子がいる私には、のんびりと洗濯物を取り込む余裕なんてない。
ちょっと目を離した隙に、息子がテーブルによじ登ろうとしたりするのでいつもヒヤヒヤ。
ランドリースペースからリビングにすぐ戻れるよう、取り込む作業を倍速でこなさなくてはならない。
引っ張るだけで洗濯物が外れる
ニトリ「簡単取り込みハンガー(60ピンチライトグレー)」税込1990円。幅が85センチ、奥行きは40センチ、重さは約1キログラム程度。
撮影:苫米地結子
そんな余裕のない私を助けてくれているのが、ニトリの「簡単取り込みハンガー」だ。
一見、普通の取り込みハンガーと変わりないように見えるが……。
撮影:苫米地結子
実はこのハンガー、洗濯物を下に引っ張るだけで簡単に洗濯バサミが開く設計になっている。
これなら、いちいち洗濯バサミを握って外す手間がない。
撮影:苫米地結子
洗濯物をまとめて抱きしめ引っ張れば、さらに効率良く洗濯物が取り込める。
「引っ張って外す」という特性上、洗濯物が伸びてしまうことを恐れていたが、今のところ伸びが気になったことはない。
通常の取り込みハンガーと比べてみた
撮影:苫米地結子
洗濯物を洗濯バサミから外し終える時間を、通常の取り込みハンガーと比較してみた。
通常の取り込みハンガーが30秒かかったのに対し、「簡単取り込みハンガー」は10秒という結果に。
このハンガーを使ってから、3倍速で洗濯物が取り込めるようになっていたことが分かった。
3人分の洗濯物もこれ1本で
撮影:苫米地結子
「簡単取り込みハンガー」は洗濯バサミの数が異なる3つのサイズが展開されている。
小サイズは24個、中サイズは40個、大きいサイズは60個も洗濯バサミが付いている。
我が家では一番大きいサイズを愛用中。家族三人分の洗濯物であれば、これ一つでギリギリ間に合う。
1年使ってみて思うこと
撮影:苫米地結子
「簡単取り込みハンガー」を使って早1年経つ。未だに洗濯バサミが外れたり壊れたりしたことはない。
1990円という低価格にも関わらず、しっかり作られているのだなと感心している。
撮影:苫米地結子
洗濯物の取り込みやすさに特化した商品だと思っていたが、使っていくうちに干しやすいことも発覚した。
数年前に買ったニトリの取り込みハンガーと比べてみると、ホッチキスを握る程度の軽い力で洗濯バサミを開くことができる。
この軽さのおかげで、洗濯物が多くてすでに干してあるものの位置を変えたい時などにもスムーズな移動が叶う。
撮影:苫米地結子
スライドフック付きなのもありがたい。
ドアなどにかけられるので室内干しがしやすく、ベランダのないアパートなどでも重宝しそうだ。
洗濯バサミが絡むことはやっぱりあるけれど…
撮影:苫米地結子
「取り込みハンガーあるある」だが、たまに洗濯バサミ同士が絡んでしまい、いちいち戻さなくてはいけないことがある。
なお、フレームと洗濯バサミの接続部分が、洗濯バサミのつまみ部分をつないでいるので、通常の取り込みハンガーより絡まりにくい設計にはなっているようだ。
確かに絡まる量は少ないので、一つや二つ絡んでしまうことはご愛嬌ということで目をつむっている。
共働き家庭や忙しいビジネスパーソンにも
撮影:苫米地結子
本当はドラム式洗濯機にすれば、干したり乾かしたりする手間を省くことができると思うが、高くてなかなか手が出ない……。
今使っている縦型洗濯機が気に入っているということもあり、おそらく今後も「簡単取り込みハンガー」にはお世話になると思う。
私のように子育てまっしぐらの共働き家庭や、仕事が忙しく家事をする余裕のない人には、自信を持っておすすめしたい。
「お、値段以上」の価値をぜひ体感してみてはいかがだろうか。