チポトレの新形態の店舗。
Chipotle
- チポトレは、サステナビリティに重点を置いた新しい店舗のデザインを発表しました。
- この店舗はオール電化で、生分解性のカトラリーやカップを使って料理を提供する予定だ。
- 一部の店舗では、屋上にソーラーパネルが設置され、客がEVを充電できるスポットも設置される。
ブリトーチェーンのチポトレ(Chipotle)は、サステナビリティを重視した新しいデザインの店舗を発表した
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チポトレによると、この新しい店舗はオール電化で、風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーですべてをまかなう予定で、これは再生可能エネルギークレジットを購入することで実現しているという。
一部地域では屋上に太陽光発電パネルを設置する予定だ
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客は店の外で電気自動車を充電することができるようになる。
店内ではサボテンの革でできた椅子に座り、生分解性する素材でできたカトラリー、カップ、ストローを使って食事ができる
Chipotle
チポトレによると、2022年にはボウル、ケサディーヤを載せるトレー、キッズミールのトレーのすべてに、完全に堆肥化可能な植物性繊維が使用されていたという。
チポトレのサステナビリティ計画にはベジタリアンやビーガンのメニューを増やすことも含まれている
最新の「チポトレハック」をめぐってTikTokでは意見が分かれている。
Joe Raedle
チポトレは2022年、アメリカで植物性チョリソーの販売を開始したが、その際、外部企業との提携ではなく、同社自らが考案したレシピを使用している。
チポトレは2030年までに、温室効果ガスの直接排出量、間接排出量ともに2019年の50%まで削減することを目標としている
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チポトレは2021年、役員の年間報奨金の10%を多様性と環境に関する目標の達成に充てることを発表した。
チポトレは、すでにバージニア州グロスターとフロリダ州ジャクソンビルにこの新形態のレストランをオープンしていて、2023年の夏の終わりにはコロラド州キャッスルロックに3店舗目をオープンする予定だ
チポトレの新形態の店舗。
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チポトレはこの新形態の店舗を発展させ、フィードバックを取り入れるとしている。
そのほかの小売業やファストフードチェーンでもサステナブルな機能を取り入れた店舗に刷新している
Joe Raedle/Getty Images
マクドナルドは、2020年にアメリカで、太陽光発電と建物を自然冷却する「リビングウォール」を備えた初の「ネットゼロ」店舗をオープンした。マクドナルドはこの店舗を利用し、エネルギーと水の使用量を削減するための解決策をテストするとしている。
チポトレは新しくオープンするすべての店舗でこのデザインを採用するわけではない。しかし、2024年に開店予定の100以上の新店舗でオール電化の設備を導入し、他にもサステナブルデザインの要素を取り入れる予定だという
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チポトレは新店舗を2021年、2022年ともに200店以上オープンしている。