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アクセンチュアに転職して何が変わった?クラウド戦略コンサルタント、クラウドアーキテクトに聞いてみた

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多くの企業が喫緊の課題としているDXの推進。その実現に欠かせないのがクラウドの活用です。

アクセンチュアは早くからクラウドの専門部隊を組織。戦略策定から設計、構築、実装、運用保守までを支援し、多岐にわたる業界でグローバルトップ企業の変革を後押ししてきました。

なぜ、アクセンチュアのクラウドサービスは多くの企業に選ばれるのでしょうか? そして、プロジェクトに携わるアクセンチュアの社員は、どういったキャリアを積み、スキルアップしていくのでしょう?

今回は、アクセンチュアに中途入社後、最前線で活躍するクラウド戦略コンサルタントクラウドアーキテクトの二人にお話を伺いました。

最先端のクラウド技術と戦略策定に携われる魅力

——室田さんはクラウド戦略コンサルタントとして、2019年、中途採用でアクセンチュアに入社したと伺いました。前職の業務内容と転職した理由を教えてください。

室田さん(以下、室田):前職は国内SIerのグループ会社にSE(システムエンジニア)として勤務し、主にサーバー・ストレージ領域の設計・構築に携わっていました。

転職のきっかけは、「よりお客様のビジネスに近い領域で仕事をしたい」という思いが募ったからです。

前の会社には15年勤めていましたが、うち8年は同じ顧客とのお付き合いでした。

最初はSEとして基盤の要件定義、設計、実装を行なっていましたが、次第に顧客のビジネス成長のためのIT戦略をディスカッションする機会も増えていきました。そのうちに、コンサルタントのキャリアに魅力を感じるようになり、転職を決意しました。

──前の会社にはコンサルティング部門はなかったのですか。

室田:別のグループ会社にはありましたし、そこからのお誘いも受けていました。

しかし、自社製品を開発している会社だったので、どうしても自社製品を中心としたコンサルティングになる。それが本当に顧客のためになるかを考えたときに疑問を感じ、ベンダーフリーで最先端のクラウド技術や製品を適材適所で選び、お客様に寄り添った戦略策定に携われるアクセンチュアに惹かれました。

──自社製品に囚われないコンサルティング会社はほかにもありますが、アクセンチュアを選んだ理由はなんだったのでしょうか。

室田:戦略策定だけに留まらずデリバリー(設計・実装)や運用まで一気通貫でやれることです。策定した戦略がどのように実現されていくのか、コンサルタントが実装も含めて最後まで責任を持てるのは、大きなやり甲斐であり魅力です。

アクセンチュア・クラウド戦略コンサルタントの室田さん

アクセンチュア・クラウド戦略コンサルタントの室田さん

撮影:大崎えりや

──近野さんは2016年に中途採用で入社し、クラウドアーキテクトとしてキャリアを積んでいます。前職の業務内容と転職理由を教えてください。

近野さん(以下、近野):私は新卒で日系SIerにSEとして就職し、主に金融業界のシステム運用保守や開発、システム移行に携わっていました。

その会社では自分の希望で部署やプロジェクトを選ぶことが難しく、将来的なキャリアの方向性が想像できないことに悩みました。もっと広い世界でいろいろなことに挑戦したいと思うようになり、2年ほどで転職を決めました。

アクセンチュアを選んだ理由は三つあります。一つ目は、規模が大きくさまざまな業種業態に関われるところです。

また、戦略策定から設計、構築、実装、運用保守という、上流から下流までカバーしていれば、キャリアビジョンに合わせて自分のやりたいことができる機会があります。これが二つ目です。

三つ目は、グローバル企業なので、海外との協働でスキルアップができるところです。

アクセンチュア・クラウドアーキテクトの近野さん

アクセンチュア・クラウドアーキテクトの近野さん

撮影:大崎えりや

ベンダーに囚われず一気通貫でクラウドインフラを構築

──近野さんは現在、ICE(インテリジェント クラウド イネーブラー)に所属しています。どういった組織なのでしょうか。

近野:一言でいえば、クラウドをメインにしたITインフラ領域を上流から下流まで一手に担う組織です。

ハイブリッドクラウドやマルチクラウドなども含めて、ITインフラの最適なソリューションを検討し、海外のメンバーと協働しながら設計構築、運用まで一連のフェーズにおいてサービスを提供しています。

──室田さんが所属する、ICI(インテリジェントクラウド アンド インフラストラクチャー)はどういった組織ですか。

室田:お客様のビジネス課題やビジネス戦略をIT戦略に落とし込むことをミッションとする組織です。

アクセンチュアがこれまで培ったクラウドの技術とコンサルティング手法を駆使して、クラウドの活用による経営価値の創出ストーリーを描き、変革を後押しします。

ICE(クラウドアーキテクト、クラウドエンジニア、クラウドコンサルタント)が上流から下流まで担うとするならば、ICI(クラウド戦略コンサルタント)は超上流。ICIがお客様のビジネス課題やビジネス戦略をIT戦略に落とし込み、ICEが設計、実装していくイメージです。

そういった関係性から、一緒に動いているプロジェクトも多くなります。実際、全体の戦略を把握しているICIのメンバーに実装フェーズまで残って欲しいというリクエストもあります。

──ICE、ICIでお二人が担当しているプロジェクトを教えてください。

近野:ICEは自分の志望で所属するサブチームを選べるのですが、私は『クラウド・ネイティブ・ソリューションズ』というチームに所属しています。

AWS、AzureやGCPなどのクラウドサービスをフルに活用する新しい領域のシステム設計構築や、オンプレミスからクラウドへのシステム移行などを中心に多種多様な案件を推進しており、クラウドを軸にほかの複数のチームと協業しながらさまざまなケースに対するソリューションを提供する役割です。

私は直近では、オンプレミスで運用されていた基幹系システムをクラウドに再構築するプロジェクトに従事していました。

室田:私は製薬業界のお客様に向けたDXの推進支援、具体的にはクラウド戦略立案の支援やDX推進プロジェクトの実行支援を行なっています。

──室田さんの前職はSEでしたが、アクセンチュアでクラウド戦略コンサルタントとして働いてみて、これまでの経験が役に立ったと感じたことはありますか。

室田:超上流で戦略を立てるには、そのあとのフェーズで何が行なわれるかを知っていることが重要です。

SEとして設計、実装を知っていることで、コンサルタントとして策定する戦略にも信頼感が生まれるのではないでしょうか。これは、アクセンチュア全体にも言えることで、一気通貫でやるからこそ、コンサルタントが立てた戦略に説得力があるのだと思います。

─それは、室田さんを含めたICIのコンサルタントが持つ大きな強みですね。

室田:また一気通貫で手掛けることで、現場の声が常にコンサルタントにフィードバックされます。これは、戦略だけをやっている会社にない強みです。

運用してみて青写真がズレたときは、すぐに対応できるし、次からはその部分を改善した戦略策定が可能となります。

──ICEの強みはどこだと思いますか。

近野:一つは、特定のクラウドサービスに依存せずお客様の課題に合わせて最適なクラウドサービスを提案できるところ。

もう一つ、多種多様な業種業態のプロジェクトに参画しているので、各案件において課題を乗り越えて得られた経験を共有し全体として知識の底上げができるのは大きなメリットです。

あとは、アクセンチュアが海外で手掛けている最先端事例を展開できるのも強みですね。

アクセンチュア・クラウド戦略コンサルタントの室田さんとアクセンチュア・クラウドアーキテクトの近野さん

撮影:大崎えりや

充実した研修とチャレンジが成長を加速

──経験の共有や海外事例の活用は、スキルアップに直結しそうです。成長の実感はありますか。

近野:得られる情報量が多く、成長速度が速いと感じています。周りの人たちの意思決定もスピーディーで、学ぶ事は多いです。

なにより、しっかりしているのが研修体制です。転職前はクラウドインフラに携わった経験がなかったのですが、基礎からひと通り学べるトレーニングがあり、クラウド人材として成長できます

室田:確かに、学ぶ体制は整っているので、スキルアップはしやすいと思います。

所属にかかわらず参加できるコミュニティがあり、たとえばクラウド領域ならばAWS、Azure、GCP、サービス領域ならばSAPなど、プラットフォームごとのコミュニティがあり、情報発信や勉強会が日常的に行なわれています。そこに所属していると必然的にスキルアップしますし、最新の情報も入手できます。

──充実した研修体制とさまざまなプロジェクト、その両方から学びがありスキルアップにつながっている訳ですね。やり甲斐についてはいかがでしょうか。

近野:大きな社会的影響力を持つお客様企業も多く、大規模システムの構築に携わることも珍しくありません。自分がお客様企業の意思決定に関わって構築されたシステムが、最終的には世の中にインパクトを与えると考えると、それも大きなやり甲斐です。

室田:大手企業の案件は、大規模かつチャレンジがあるものが多いです。誰にでもできる仕事ではないからこそ、やり甲斐を感じます。これは、アクセンチュアの方針とも一致しています。案件を支援するときに必ず問われるのが「アクセンチュアがこれをやる意味は何か」ということです。

アクセンチュアだからできること、アクセンチュアでなくてはできないことをやる。それが社会に対する私たちの存在意義であり貢献意義。だからこそ、難易度が高いチャレンジにやり甲斐を感じます。

自らの強みをどう伸ばして価値をつくっていくか

──そんなアクセンチュア、なかでもクラウド領域が求める人材を教えてください。まず、クラウド戦略コンサルタントはいかがでしょうか。

室田:昨今、社内でクラウドを使ったシステムが1つもないという企業はあまりないと思います。しかし一方で、これまでのオンプレミスのシステムを単純にクラウドに移行しただけというケースも少なくありません。

重要なのはクラウドのメリットを享受することであり、クラウドの導入による部分最適ではなく全体最適によって企業の経営価値を向上させることです。

そういった意味で私たちクラウド戦略コンサルタントは、「テクノロジーアーキテクトであるべき」と考えています。つまり、テクノロジーのスペシャリストとして問題解決をできるのは当たり前で、その一歩先にある、「お客様のビジネス課題やビジネス戦略を的確に捉えたうえで、仮説を提案して具現化できる人材であれ」ということです。

このように話すと、難易度が高いと感じるかもしれません。しかし、SEをやっている中でコンサルティングに興味がある人は、是非クラウド戦略コンサルタントのキャリアにチャレンジして欲しいと思います。

僕もコンサルタントは未経験でしたが、入社後の研修体制やプロジェクトからの学びが多いので成長できました。また、組織間の風通しが良いので、入社後に新しいキャリアパスを選ぶという方法もあります。

──クラウドアーキテクト・クラウドエンジニアの場合はいかがでしょうか。

近野:確かに、入社してから学び、成長できると思います。

ただし、そのためには、自発的に動けることが条件。アクセンチュアは、自ら勉強したり質問したり、自分で考えてアクションを起こす人に手を差し伸べてくれる社風です。

アーキテクトやエンジニアとして何のスキルが必要か、自らの強みをどう伸ばして価値をつくっていくか、考え行動していくことが大事です。

──最後に、お二人のキャリアプランについてお聞かせください。

近野:技術を軸に成長していきたいので、クラウドのアーキテクチャ設計の領域で専門的なキャリアを重ねていきたいと考えています。

そのうえで、大規模なシステムのデリバリーをリードしていけるような役割を担い、お客様の課題解決に貢献して価値を創造していきたいですね。

室田:私は経験とスキルを積み、ゆくゆくはICIのなかでも指折りの人材になれるように努力していこうと思います。それを叶えることで「お客様のビジネスに近いところで貢献したい」という、コンサルタントに転身した理由を本当の意味で実現できると思っています。

アクセンチュア・クラウド戦略コンサルタントの室田さんとアクセンチュア・クラウドアーキテクトの近野さん

撮影:大崎えりや


さまざまなビジネスツールと連携しエコシステムを構築するプラットフォーム「クラウド」。その重要度は加速度的に高まっています。

一方、室田さんが話したとおり、部分最適にしか使えていない企業が多いことも事実。そういった企業の課題を解決し、全体最適へと導くのが「クラウド戦略コンサルタント」と「クラウドアーキテクト・クラウドエンジニア」の使命です。

グローバルの最先端技術や事例を取り入れながら、さまざまな業種業態のクラウドワークを推し進める「ICI」と「ICE」で働くことは、そのままクラウド領域の最先端スキルを身につけることにつながります。

自らのさらなる成長やより高い視座でのビジネスに、アクセンチュアでチャレンジしてみてはどうでしょうか。

アクセンチュアでのクラウドキャリアにご関心をお持ちの方は下記リンクの募集要項よりご応募ください。

アクセンチュア クラウド採用情報

"lifehacker"より転載(2023年4月12日公開の記事