エコバッグはコンパクトに携帯できるものほど、畳むのが面倒になりがちだ。
なるべく使いたいと思っていながら、折りたたむ面倒くささのせいで、結局あまり使わなくなってしまいがちだった。
そんな問題を解決してくれたアイテムを見つけた。
お弁当特化のエコバッグ
キングジム「PATTAN」Mサイズ、グレー、税込み1936円
撮影:森亮太
それがキングジムの「PATTAN」だ。
最初はコンビニなどで買うお弁当を水平に、安定して持ち歩きたいという気持ちで使い始めた。
PATTANは袋に芯材が入っていて、お弁当を水平なまま持ち運ぶことができるのだ。
ものを入れた状態で持ち上げると、左右から挟まれて安定するので、色々なサイズの容器に対応できる。
実際にお弁当を入れて持つと、左右からしっかりホールドされている感覚がある。
これなら袋の中でお弁当が傾き、中身が偏ってしまったり、汁がこぼれてしまうのを防げる。
撮影:森亮太
折りたたんだ状態から開くときは、スナップボタンを外してハンドル部を持てば、パタパタと自重で開いてくれる。
ハンドル部分にも芯材が入っているおかげで、持つときにねじれない上、バッグの口を大きく開けて、ものを出し入れしやすい。
500ミリリットルのペットボトルとお弁当を入れてもまだスペースに余裕がある。
撮影:森亮太
折りたたみやすいからノンストレス
撮影:森亮太
このアイテムのもう一つの特徴が、折りたたみやすさだ。これが本当に助かる。
しまうときは、芯材の分け目に沿って折り畳むだけでよい。
これだけで、毎回グシャグシャになることなく、ストレスなくコンパクトに持ち運べるようになるのだ。
折り畳むのが面倒でエコバッグを使わなくなってしまった自分でも、PATTANは毎回使い終わったあとに畳むことができている。
撮影:森亮太
折りたたんだ状態のサイズは、文庫本より小さく、パスケースより少し大きいぐらいで、非常にコンパクト。
撮影:森亮太
タイト目なスラックスのポケットにも難なく入る。
小さいポケットの服や、容量の少ないカバンでも無理なく収納できる。
普段の買い物でも大活躍
撮影:森亮太
PATTANはコンビニだけでなく、普段の買い物でも活躍してくれる。
スーパーのサッカー台やセルフレジで買ったものを詰めるときは、ガバッと開く口と、平底の構造のおかげで、ビニール袋よりも圧倒的にものが入れやすい。
仕事のお昼休みに、お弁当を安定して持ち運びたいと思って買ったPATTANだったが、普段づかいのエコバッグとして非常に重宝している。
単純にPATTANの方が使いやすいから、という理由で、エコバッグを自分の習慣として取り入れることができた。
エコバッグは畳むのが面倒くさくて苦手という人にこそ是非使ってみてほしい。