おにぎりをラップ、ホイル、クッキングシートの3種で包装。4時間後に一番食感が良かったのはどれ?

おにぎりを持って出かけることも増えたこの季節。包む素材によって、おにぎりのおいしさは変わるのだろうか?

ラップ、アルミホイル、クッキングシートの3種類で、包みやすさや4時間経過後の食感を検証してみた。

ラップで握って包む

おにぎり

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ご飯100gをラップに乗せて握り、包む。

ラップは握ったらそのまま包むことができるのはやっぱり便利。おにぎりを好きな形に仕上げることができるのも魅力だ。

おにぎり

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ただし1回使用するとシワシワになってしまうため、たくさんつくるときの使い回しは無理そうだ。

また、炊きたてのご飯だと熱すぎてしまうので、少し粗熱をとってから握る必要がある。

アルミホイルで包む

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手で握ったおにぎりをくしゃくしゃっとシワを寄せたアルミホイルで包む

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アルミホイルでは、直接ご飯を握ることができない。衛生手袋やおにぎりメーカーで握ってからホイルに包むので手間がかかった。

クッキングシートで握って包む

おにぎり

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クッキングシートにご飯100gを乗せて握り、包む。

クッキングシートの残念なところは、きれいな三角形にしづらいこと。でも、あまり熱さを感じずにアツアツご飯を握れるところは良さだ。

また握った後に、クッキングシートにはご飯の粒が全くつかない。 たくさん握るときは、耐久性のあるクッキングシートを使うと良いかもしれない。

ちなみに、クッキングシートでおにぎりを包むときは、真ん中におにぎりを置いて三角形に折り、両端をたたみこむとこんなふうにきれいに包める。

おにぎり

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4時間後のおにぎりを食べてみた結果は?

おにぎりを4時間常温保存し、5人に食べ比べてもらった。

アルミホイルで包んだおにぎり

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5人全員が、「ご飯が硬くなくて、一番食感がいい!」と評価。アルミホイルは持ち運びのときにおにぎりが潰れにくいので、ご飯の粒がふっくらとした状態のままだった。

ただし、電子レンジが使用できないので「温め直しができないのは残念」という意見も。

ラップで包んだおにぎり

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ご飯の水分をしっかりと閉じ込めるため、「ご飯が柔らかくて食べやすい」という評価。

ご飯が蒸れないか心配だったが、特に匂いも気にならなかったようだ。

クッキングシートで包んだおにぎり

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おにぎりを握るときにご飯がくっつきにくい! と話題のクッキングシートだが、今回の比較では「ご飯が硬い」「表面が乾燥している」と全員が低評価……。

クッキングシートがおにぎりの水分を吸ってしまうため、握るときは便利だが、包む素材としては不向きだった。

※今回は検証のために常温で保存しましたが、気温や室温が高い場合は保冷剤を添えたり、冷蔵庫で保存して、なるべく早めに食べてください。

素材ごとのメリットを活かして使い分けるのが正解

おにぎり

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ラップを使用する場合には握りやすさや水分が内側にこもってしまうことを考えて、粗熱を取ってから握るのが◎。

アルミホイルも通気性はないが、シワをつくることでこもった水蒸気がおにぎりの表面に付かず、適度に水分を保つ効果があるようだ。

お花見などの屋外におにぎりを持って行くときにはダントツでアルミホイルがオススメ!

クッキングシートは握るときに使い回しできるので、お弁当箱にそのままおにぎりを入れるときや家でおにぎりを食べるときに活躍しそうだ。

ピクニックなどにおにぎりを持って行くときは、今回検証した包み方を参考にしてほしい。

ROOMIEより転載(2023年3月7日公開の記事

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